せっとせとになってる(ミラー!)

海馬社長を永遠に崇拝しながら、ボッチヲタ生活を送る
昔のよろずサイトのノリで雑食二次ヲタな日々(たまに三次)

心の生理痛(しかも他人のw)

2018-07-31 05:15:14 | 語り
可愛い子目当てでローティーン向けファッション誌めくってみたんだけどね、
その中の悩み相談コーナーを見て衝撃を受けました…。
今の子供たち、大変だなあ…。

一応その子の親は、娘にしょっちゅう「まだ始まらないの?」って聞いてるそうなんで、ネグレクトではないようなんです。
理由は不明なんですけど、生理が始まってもう何年も経つのに、まだ始まった事を母親に隠し通してるらしいんですね。
で、その子の質問は「打ち明けたほうがいいでしょうか?」で。
回答は「別に打ち明ける必要はない」だったんですけど…。
隠す理由が分からない以上、そうとしか答えようがないんですけど。

なんかねえ、驚きましたよ。
「娘が初潮を迎えると嫌がる母親もいる」「忙しい時に急に変なタイミングで言われても困る」みたいな事を書いてあって、
「生理は当たり前の事なんで、なんで報告する必要があるんですか?」って、回答者のセンセーは書いてらっしゃったんですけど…。
それ、若い女の子に言います?
自分の頃は、無条件でとりあえず形式上お祝いするのが当たり前の時代だったので、衝撃的です。
今の子って大変なんだな…。

確かに、そういう(娘の生理ウザイ)母親はいつの時代もいたし、たまたま目にした婦人公論でトラウマになった記事にも、昔、同じようなスタンスの事が書いてありました。
初めて生理が来た時、(汚れた下着を親戚や家族の前で見せて回された、しかも男もいる席で)晒し者にされたってさ。
あ、話としては、その母が憎い、自分自身も憎い、だから自分の娘も憎くて憎くて仕方なかったけど、ようやく息子が生まれて、息子だけは可愛くて仕方ない…という結びだったんですけどね。
…でもこの記事って、その母の取った行為が 「悪い」 と思うからこそ、投稿されてるはずなんですよね。
(本当に嫌な投稿だとは思うけど)(ただまぁその人の人生の、それが真実なんだろう…)

で、今回の雑誌の子の個別の悩みに対して、事情を訊いたうえで、例えばマンツーマンで、「別に報告する必要はない」っていうのはいいと思うんです。その場合は、そういう親がいる事に触れてもいい思う。
が、
「一般論」「常識」として「娘の初潮は憎い」「当たり前の事をいちいち報告するな」「メンドクサイ」という事を、10代の子向けの雑誌で万人に向けて発信する必要はないと思うんですわ。
言葉に後から事実がついてくる事って多いんですよ。
ただでさえ、若いうちって結構、何でも言われればそうなのか…と思いがちなのに。
「娘の生理はウザイ」それが母娘のスタンダードとして大っぴらに定着していくのは、ダメでしょう!
そんな事を思春期入ったばっかから聞かされて育った読者の子たちが、自分の性を肯定てきるようになるのか…。果たして自分の娘にどういう態度を取るようになるのか、考えると怖いです。非常に残念だ。
どうも他の回答を見ても、そのセンセーはこじらせてる系の人なんじゃないかと思うんですけど、あの役職は適任なんでしょうか。
発言には社会的責任ってものがあると思うんですよね。
ピンポンを返すだけの仕事じゃないんだよな…。よく考えて発言して欲しいですね。

でもそれにしたって… なんだか酷い話だなーとね。胸が痛いよ。
今の子たち大変だな(2回目)
あとやっぱさ、日本の女は弱くなったよな…昔より確実に。

最近の若いヤツはけしからん!とか思ってたけど、これじゃあな…。


キダは正直、自分に生理が始まった時、「ああ人生終わったな」と思いましたわ。
でも周りはお祝いしか言わなかった。性教育の本にもお祝いとかポジティブな事しか書いてなかった。
けどさ、だからこそ、自分自身には「抗う」「否定する」余裕があったと思うんですよ。そして、そこから生まれるものもあるんですよ、メッセージやイメージが。確実に。
…それが、もし周りから否定されたり無視されてたら、逆に自分の中には何の力も生まれていないと思う。
肯定する力も否定する力も、どっちもさ。

誕生日だって、本音は全然嬉しくないけど、結局形式上祝うでしょ?で、それで何にせよ、お互いに己の存在を確認できてるし何とかなってるじゃん。
「誕生日を祝うなんて馬鹿らしい」って言える余地がある事が、自由であり平和であり可能性なんだと思うよ。
新年が来る事だってそうじゃん。別に全然めでたくないけど、一応あけおめって言っとく。それでいいんじゃないのかな。

「偽善」とか「建前」って、ずっと大嫌いだった。
でも今回こんな現実を知って、偽善も建前も必要だったんだと思い改めた。キダ氏、ウン十ウン歳の夏。
そしてどうして今の世の中に、特に若い子に『ポジティブ至上主義』が蔓延してるのか、推察してみた。
きっと根本的に、ベースのところで自分自身への肯定が足りないからなんだ。周囲からの肯定が、実は足りない。
だから脆い…。脆すぎて抗う力が持てない、のでは。
これは悲しい事でもあり、本格的に由々しき問題でもあると個人的に思う。
この私のキダ理論()でいくと、否定的論理性こそ「知性」なのである。…あ、細かい事はいいっしょ。まあまあ。
個人が能動的、建設的な否定の力を失うと、社会は次第に良くない方向に向かうだろう…
というのも、ホント話がズレるんで、まあ割愛しときますけど。。。

とにかく、
私はこれから一大人として、アホみたいに、人類全員に「誕生日おめでとう!」「あけましておめでとう!」
「大人になっておめでとう!」って言い続ける事にしますよ!
「生まれてきておめでとう!」「生きててくれてありがとう!」
それで「うるせーなクソババア、てめえに何が分かるんだ氏ね」とか、思ってくれるなら、それでいい。
むしろそうであって欲しい。強くなれ。納得がいかない事、嘘だと思う事があるなら、もっと声に出して自己主張すればいい。
どんどん逆らってボロクソに叩いてくれていい。(いつかその先に自分の答えを見つけて欲しい)
それを引き出して、受け止めるのが大人の役割じゃないのか?
一人一人の事情はしょうじき分かるはずもない。
だからとにかく、全員におめでとうと言い続ける事にしたわ。
生理始まったんだって?元気に育って大人になっておめでとう!
ただただ祝福してるよ。顔も知らないけど愛してるよ。あ、人類愛だよ。ロリコンじゃないよw
(・・・途端にいかがわしさがw) ←※実は1行目から…
文句もあると思う、批判するならしてくれていい。それでいい。
私はただただキミたち少女たちをずっと永遠に祝福してる!全部大好きだ!!ありがとう!!おめでとう!!


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