せっとせとになってる(ミラー!)

海馬社長を永遠に崇拝しながら、ボッチヲタ生活を送る
昔のよろずサイトのノリで雑食二次ヲタな日々(たまに三次)

中原中也の…

2014-03-06 00:22:17 | 語り
今日の「巨匠たちの輝き」も良かったな~。
これからもこんな感じに番組制作を続けて欲しいね。

…いやぁねえ、ついさっきまで泣いてたんだけどね(笑)
最近本当に感情の起伏がやばい。一応安定剤飲んでるのに…
自分もポエマーにでもなろうかな←ポエムをナメるな!

さっきまで泣いてて、その雰囲気で記事書こうと思ってたのに、
次の番組でディープパープル始まっちゃったからね(笑)
俄然ノリノリですよ(笑)
ハードロック☆万歳(笑)

…というくらい、精神的にキテる人だ今( ̄∀ ̄)


話戻すけど~啄木と中也ね。
自分は本も読まない学のない人間だから、その視点で勝手に感想…

啄木はロウで、中也はカオスかな…みたいな… あ、ほら…アライメントがね(?)

啄木も良かった。
特にやっぱ、一握の砂ですかね…最後の飛行機の詩も良かった。
静かな、洗練と境地を感じさせる、オトナ綺麗にまとまった感じなんだよなあ…。
完成に至る道には、勿論人間的な泥臭い葛藤があるんだろうけど。

でも個人的に思い入れのある中也について、ここでちょっと無駄話をば…。

まさに中2時代、友達が中原中也好きでね、
自分もちょっと興味あったし、「汚れっちまったかなしみに」も好きだったし、顔写真も気になったから、調べたんだけど~。
人柄や実際の生涯を見て幻滅(すいません)して、それっきり…だったんです。
それを今日思い出した。
自分、若かったなあと思う…今となっては。


『知る喜びは、戻れないかなしみ』
このフレーズ、キたねー かなりグサッとキた!
獲得と喪失は、表裏一体… いいな、これいいな。

あと、何故多くの『生』の実感を「求める」人は、失う事だけを感じ続けるのかな。
失っていると思うから求めるのかな
でも、得てしまうことは汚れてしまうことなんじゃないのかな…
ここが不思議なところ。

「汚れっちまった」の悲しみは、まさに若さ、無垢ゆえの世界観と悲しみに思える。
ちょっと…酔ってる?と感じてしまう、あの儚げな耽美さ…。

その詩を書いた中也が、結婚して子供を持って、子供をデロデロに可愛がって、
…その子を亡くして…

その悲しみを書いた詩は、あの代表作とは全く違う。
全然耽美じゃなかった。
何度も何度も血を吐き出すように、叩きつけるように歌われる『悲しみ』。

すごく皮肉なことだけど、でもこれで完成した気がする。
対をなすような、この表現があってこそ。
凄いものをを見たなと・・・。

不謹慎だったらすいません。
とにかく、悲しかったし、感動して泣きました。