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storytellerです。本当に短い物語を書いたり、思い出話や日常の諸々について綴ります。

『川のほとりに立つ者は』寺地はるな

2024-07-29 06:50:50 | 読書
去年の夏、初めて寺地はるなの小説を読んだ。それは『ビオレタ』で、共感できる部分がたくさんあってとても嬉しくなった。他の小説も読んでみたいと思って図書館で手に取ったのが、この『川のほとりに立つ者は』である。あらすじも全く知らずに、ただ何となく題名と表紙の絵に惹かれて。 読後感は爽快ではあったが、同時に深く考えさせられた。繊細なテーマなだけに、単純にハッピーエンドというわけにはいかなかったのだろう。 . . . 本文を読む