ねこじゃらし

いきもの・いけ花・園芸・額装・食べ歩き・お散歩・・・趣味の記録 

081005 ゆうがおのふる里

2008-10-06 21:29:46 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など
栃木県南部下野市は干瓢(かんぴょう)の生産日本一だそうだ。農協にものぼりが立っていた。



畑ではすでに収穫がおわっていた。大きい実だ。一抱えはある。農協には、今年取れた新物のカンピョウが もう並んでいた。




ユウガオ
Lagenaria leucantha Rusby var. clavata Makino 
分類:ウリ科 ユウガオ属
花期:夏
特徴:栽培されるつる性の一年草。茎は短毛があり巻きひげを持つ。葉には柄があり互生し柔らかい。雌雄同株。夏に葉腋に白色の花をつける。雄花は長い柄を持ち雌花は短い柄を持つ。花冠は5裂。子房は下位で毛がある。果実は大きく毛がある。干瓢の原料。

メモ:花冠(かかん)とは花びらの部分で、離弁花では個々を花弁(かべん)という。花冠とガクをあわせて花被(かひ)という。

ヒョウタン(Lagenaria leucantha Rusby var. gourda Makino)はユウガオの変種なんだそうだ。でもユウガオの学名を見ると Lagenaria leucantha Rusby の var.(変種)になっている。この Lagenaria leucanthaはどんな?何と言う?植物なんだろう?栽培される前の野生種だろうか?

参考 1)新改訂学生版 牧野日本植物図鑑 1974 北隆館 №234 41頁
    2)岩瀬・大野著 2004 写真で見る植物用語 全国農村教育協会