思考の整理学

友達に「メモ魔」がいます。

いつも小さなメモを持ち歩いて思いついたことをカリカリとメモしています。

いつぞやなにしてるのかなぁって思って聞いてみたら、

「書いておかないとすぐに頭がいっぱいになっちゃうんだよ」

っていってました。

メモすることで頭を空にしておくのだそうです。




ほー




「思考の整理学」は本屋さんで見つけました。

本は基本、図書館頼りなので

買って読んだのは久しぶりです。


「東大・京大でいちばん読まれた本。”もっと若いときに読んでいれば・・”」

などとコピーがくっついていたので

読まずにいられなかったんですよ。



初版1986年。けれどこの内容は全然色あせていません。

すごー。

思考を思考する、というおもしろい試みです。




彼女はこれをしていたのね。



いつもクリアな発想をする人の思考はこんなふうに頭が整頓されているのですか。

ぐるぐるしちゃう人、これ、良い方法ですよ。

わたしもやってみよう。





最後の章では「機械を作ったことで機械に仕事を奪われた人間が機械にはできない事務職に集まっている」という話がでてきます。

23年前の本。その後のコンピュータの進化で事務職ですら人間の立場は危うくなってきました。



人間ができるすばらしい能力のひとつに「創造」があります。

創造は想像から生まれるでしょう？

あたまに自由を与えて想像から創造へ。

機械にできないことをたくさんできる人間でいたいなぁ。








思考の整理学

外山滋比古　著
ちくま文庫

今冬初の積雪です

立春を迎えましたがいきなり積もりました。

昨日に引き続き今朝も１０ｃｍくらいかなぁ・・

積もっていますよ。


京都市内とはいえ北の端っこ

年に１～２回はこんな景色になります。


でも日が昇るとすぐに溶けてしまうのです。



昨日は雪の中テクテク歩いて図書館へ行きました。

雪なので傘はほとんど役立たず。

雪まみれでやっと着いたら

図書カードを忘れていることに気づき


仕方ないので雑誌だけ読んで帰ってきました。


それでも・・

雪のお散歩はたのしいね