生涯大学 生活科 三四会

三四会 会員相互の交流の場です

プロの話芸を堪能~~~寄席の日の鈴本演芸場

2015年06月05日 10時02分53秒 | 日記

 昨年同様「寄席の日」に、「三四会寄席観賞会」が催された。参加者17名。それぞれにお弁当、飲み物、つまみ、老眼鏡、保冷袋等を持ち込み、鈴本で最も見聞きしやすい座席を陣取る。入場から前座の出し物の時間を利用してお弁当タイム。既に缶ビールやワンカップ、ワイン等で隣どおし乾杯し合う仲間もいる。定席寄席はこれが可能なので楽しみだ。

また、番組が(出し物が)バラエティに富んでいて、落語、漫才のみならず奇術、三味線漫談、ジャグリング、音楽と様々なジャンルの専門芸人が登場し、耳だけでなく、目も楽しませてくれる。今回は、今をときめく大人気の林家たい平とすず風にゃん子、金魚が期待に違わぬ芸を見せてくれた。客との得も言われぬ絶妙なやり取りや、盛り上げようとするサービス精神は見事だった。他の出演者も、今だマスコミで大受けはしていないが、こうした寄席で長年の下積み生活を続け、コツコツと専門芸を確立してきた演者揃いだ。今回二つ目昇進の柳亭市童が「仕事がなく57連休の日々を過ごしたことがあった」。と語っていたが、多くの演者に共通する苦労だったに違いない。

 キラキラという印象に残ったのは、たい平の弟子で三味線漫談の林家あずみだった。京女のたおやかな感じに似合わない低音の響もあり、師匠の持つ斬新で創造的な話の展開がいい。

驚いたのは、ストレート松浦のジャグリングだ。棒を2本使って色々な物を「空中遊泳」させる独特の技。本人も得意わざと言っているが、カラーコーンを浮遊させた時の見事さには我が目を疑ったほどだ。岩田さんから聞いたところ、種も仕掛けもない正真正銘の技術であるとのこと。目に見えない努力、精進を重ねてたどり着いたであろう珠玉の芸だった。 昨年も満足したが、今回は更に寄席の魅力を堪能した一日だった。日程と気持ちにゆとりが出来れば、またふらっと寄席に足を運びたい。でも、一人でなく三四会の仲間と一緒に大笑いしたからこそ、また来たいと思えたのだろう。 

 懇親会は、「三四会にふさわしい上品な店」でという想いから、鳥良を選定したが、健啖家の多い三四会の仲間は、どのような店であっても、同じように楽しく飲食できる素晴らしい能力を発揮するので、我が想定外の勘定になったことをおわびしたい。やはり、「上品」な我は、サイゼの「マグナム」や「鳥長」の「焼き鳥の盛り合わせ」が口にあっているのだとつくづく実感した次第である。     <エステオウカン>

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
笑いで始まり、笑いで締めた一日でした! (コンドモアタリー(今度の寄席も大当たりー!!))
2015-06-11 18:10:39
プロの話芸を堪能しました。笑い過ぎて涙が出ました。
女性だけで頂いた「お蕎麦クルミだれ」の美味しかった事!!サイゼや鳥長には無いと思います。上品な鳥良でホント良かったです。
エステオウカンさん、色々とお世話になりありがとうございました。来年も楽しみにしています!
返信する

コメントを投稿