松戸市生涯学習推進課の成人講座「世界遺産の魅力と不思議」(世界遺産検定マイスター 片岡英夫先生)全3回コースの1回目を受けた。ユネスコは第二次世界大戦後に出来、「戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない。」(ユネスコ憲章より)、世界遺産とは「顕著な普遍的価値」(OUV)をもつ自然や文化遺産を、世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載して国際的に守ってゆくもの。凱旋門とエッフェル塔のどちらが、世界遺産でないのでしょうか?(答え・・・凱旋門、セーヌ川沿いの一角が世界遺産であり、凱旋門は離れているため)、世界遺産は1007件(2015年5月現在)で文化遺産779件、自然遺産197件、複合31件。登録が多い国はイタリア50件、中国47件、スペイン44件。ナイアガラの滝は世界遺産でない(理由・・・申請がないから)。金閣寺だけてなく鏡湖池とセットで世界遺産。モナリザと最後の晩餐で世界遺産でないのは?(モナリザ・・・動産は世界遺産ではない)。世界遺産はナンバーワンでないとダメ。などけっこう興味深い話でおもしろかった。終わってから、千葉大園芸学部庭園を散策してから、学食へ行ったがシルバーで結構混んでいた。当然、アルコールはない。しかたなく、大都会で軽く飲んで帰路に就いた。
均ちゃん
が、今回の明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録に関しては、本当にいいことなのかと考えてしまいます。 韓国が遺産登録阻止に向けて外交攻勢を強めているということもありますが、特に、軍艦島(端島)が廃墟同然の姿になったのは、とりもなおさず、日本の工業化政策の当然の帰結でもあるわけで、その処理については、ひっそりと日本国内で考えればいいのに、なぜ、世界遺産という形にする必要があるのでしょうか。今、軍艦島に行ってみたいと思いません。
長崎における地域創生を考えるなら、キリスト教会群
の方がまだ歴史的意義が認められるのではと思うのですが、政治的、経済的な思惑等が背後に蠢いているような気がしてなりません。寅さんどう思いますか?
「それを言っちゃ お終め~い」かな。