生涯大学 生活科 三四会

三四会 会員相互の交流の場です

歓喜の歌(12月8日ー第九の夕べ鑑賞会報告)

2015年12月26日 15時33分12秒 | 日記

今年も残りあと5日間となりました。私なりの思いや願いが空回りして、報告のタイミングを逸することにより、ブログの進行を妨げる結果となったようで申し訳ありません。

三四会としては3回目の「聖徳学園第九の夕べ鑑賞会」は12月8日に行われました。16名の方が鑑賞しました。3回目ということもあり、皆さん、会場である川並香順記念講堂の雰囲気に溶け込んで聴き入っていました。演奏直前まで私語が多かった学生さんたちも、指揮者がタクトを構えた瞬間から静まり返り、東京交響楽団の演奏の世界に引き入られたようです。

今回パンフレットで、指揮者である山本真さんの経歴を初めてまともに読んで知ったことですが、あのNHK交響楽団で30年間2ndホルン奏者として活躍された国際ホルン協会会員であるとのこと。父親も指揮者であったようで、音楽家は代々音楽一家となるケースが多いのでしょう。

第九を聴いているといつも感じるのですが、人間の、詩人シラーや作曲者ベートーベンの、いきざまそのものが伝わってきます。緩やかで穏やかに過ごせていたと思えば一転して疾風怒濤の世界に置かれたりして、決して平坦な道ではありません。山あり谷あり、まさかという坂にも直面します。それでも、最後に歓びに満ちた花園に導かれるという大合唱で終わるのです。このプラス思考が、世界中の人々に第九が愛される大きな理由なのだと思います。

私は今回が、これまでで一番迫力がある演奏と合唱が聴けたと思っています。特にティンパニーの響きと、バリトンの歌い出しにしびれました。いい夕べを過ごせてよかったです。

当然、花の舞での忘年懇親会も盛り上がりました。来年も皆で分担して行事を計画し、楽しんでいければと思います。

皆さん良いお年を! (文化部 ST)

 

 

 


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