生涯大学 生活科 三四会

三四会 会員相互の交流の場です

柏南校友会「正念場のアベノミクスと世界に広がる新たなリスクへの対応(2月19日)

2015年03月04日 10時36分09秒 | 日記

柏南校友会は、「正念場のアベノミクスに広がる新たなリスクへの対応」(麗澤大学 成相修先生)であった。34会メンバ9名参加。デフレからの脱却、株価の上昇、円安、雇用改善、給与の上昇とそれなりの成果。その反面、所得格差、金融緩和は何十年前の政策。有権者も政治家も「精神的なスタミナ」が低下→今日の政治の迎合主義→有権者の投票率の低下。円安の進行が、輸出数量が増加しないうえに輸入インフレによって家計の実質購買力を低下させる。金融政策の転換、(1)円安効果に期待することをやめる、(2)インフレ目標の設定、(3)出口戦略の議論を開始すべき。「イスラム国」の話。世界の15%はシーア派、85%はスンニ派。イスラムの日本人人質問題。世界のどこにいても、日本人も「戦争」の当事者になりうることを自覚すべき。国家というものがマネーの情報と統制できない時代に入ったとの見方。国内問題にせよ、対外戦略にせよ、短期的な視点のみでは、解決にならない。日本だけが「平和」を享受できる時代ではない。防衛力、情報・・・などにおける国家としての「自覚」をもつ時。1カ国で安全を間ものことができる時代も終わった。日本経済、世界の話であった。

終わってから、柏「さかな市場」で懇親会。3月予定の中山競馬の話がでて、Mさんが生活科のメンバに馬名をつけた資料を元に、馬券の買い方など説明してくれた。馬名がよく考えられており、大いに盛り上がった。最後は、八柱「日高屋」で、半ラーメンに緑茶ハイを飲みながら、アベノミクス、競馬を振り返る至福の時。

均ちゃん