セネガル日和2

アフリカ最西端の国、セネガル共和国での日々の出来事(2009.4~2010.3)

最終健診

2010-03-23 | 日記
 2週間前に7ヶ月健診を受けたばかりだが、長距離移動に備えて最後の妊婦健診を受診する。結果、なんの問題もなく移動も大丈夫とのこと。機内では水をたくさん飲み、適度に体を動かし、足をマッサージするようにというアドバイスをいただいた。いよいよ帰国一直線。結局、1月からルーガに戻ることは叶わなかったが、お世話になった人には電話で挨拶をすませる。
 今回のセネガル滞在は「奥さん」としての滞在だったために多少の不安はあったものの、セネガルの奥さんやダカールの日本人マダム、隊員等それぞれと交流のできた一年だった。あと、海外で妊娠生活を送るという貴重な体験もできた。一概に「楽しかった」とは言えないし、「またセネガルに戻ってきたいですか?」と聞かれれば、ちょっと答えにとまどってしまうだろう。でも、”生活をする”ということはどこの国でもそうなのだと思う。不快なことも不便なことも全てをごちゃ混ぜにして「生活」なのだから。大切なのはそれら負の部分にとらわれず、楽しんで生活しようとする気持ちと工夫だろうか。
 そんなことをつらつらと考えつつ、気分は日本の花見に向いている。

[写真:セネガルの歯ブラシを売るバナバナ]