田舎暮らし~南信州四季折々の記

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エジプト旅日記19 メムノンの巨像

2019-06-28 07:32:51 | 旅行

 

 

 

        

 このような小さな穴もすべてお墓

 

        

 王家の谷から下りてきた一角に 墓泥棒の人たちが暮らしていた集落跡がある

        

 墓泥棒だった人たちは 今は移転させられてここには住んでいない 

 集落の規模からすると かなりの人達が墓泥棒を生業にしていたと思われる

 これらの人々は世間からはちょっと蔑んで見られていたらしい

 

 

        

 

        

 

        

 王家の谷から下りてきてメムノンの巨像に向かう途中の車窓には 発掘中の遺跡が見えた

 積まれた日干し煉瓦が堀り起こされている

 遠くには砂が舞い上がっているのが見える

 

       

 

       

 

 

 

       

 ツタンカーメンの祖父にあたるアメンホテプ3世の像

 ナイル川と王家の谷の間に広がるテーベ平原にある

 かつては背後に葬祭殿があったというが 後世のファラオが自分の葬祭殿用にここから石材を調達したため

 破壊されてしまい 塔門の前にあったこの像のみが残っている

 この像は紀元前27年の地震でひび割れが生じ 呻き声のような音を発したとか歌う声がするとかいわれ

 おおくの人々がそれを聞きに集まってくるようになったらしい 紀元212年に修復されてからは

 この現象が無くなったという これは温度差や風などが影響していたとみられるらしい

 後世になってトロイア戦争の伝説の英雄メムノンの名をとってメムノンの巨像といわれるようになったようだ

 古代ギリシャ、ローマ、時代には観光地となっていたようで多くの人々がここを訪れたそうだ

 ローマ皇帝ハドリアヌス帝も訪れたという

 当時の見物人の署名や落書きが今でも台座に残されているという

           

 当初この像の頭上には王冠が載っていたと言われる 

 今はそれが取れてしまい4メートル低くなってしまったらしい

 それでも現在の高さは18メートルある 台座の高さだけでも2.3メートルある巨像だ

 損傷は激しいけれどもファラオのフォルムはよくわかる

 

        

 周りは緑にあふれている 岩と砂ばかり見てきたせいか緑が目に付く  

        

 菜の花が咲いていた

        

 こういう作物が育っている ↑ 一見クローバーに似ているけれどそうではなかった

 後日どこかでロバがこの草を餌にして食べているのを見かけた


        

 オクラのようなものが生えていた 植えたのではなく自然に生えてきた状態だった


       

 

 

 

 

       

 

 

       

 

      


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