田舎暮らし~南信州四季折々の記

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イタリア旅日記 NO36 ヴェローナ  恋人達の聖地

2018-08-11 14:18:18 | 日記

 

                      

 街を歩いて 恋人達の聖地と言われている場所に向かいます

         

       きれいに整えられている石畳の歩道を歩きます

            

 カプレーティ家の入口付近

 柱も壁も落書きで埋め尽くされています 落書きの上にまた落書きされていて すごいことになっています

 この奥にロミオとジュリエットの舞台となったジュリエット側のカプレーティ家があります

      

 トンネルのような通路の両壁天井すべてこの状態です 元の壁がどうなっているのか全く分かりません 

 これはほんの一部です 落書きのみならず手紙(紙切れ)もたくさん貼られています

 恋人達の聖地と言われるだけあって落書きにも若いエネルギーが満ち溢れているような勢いを感じます

 各地からやってきた恋人たちや若者がそれぞれの願いを込めて書いていったのでしょう

 

      

     門の上にはカプレーティ家の紋章があります ここの紋章は帽子だそうです(単純で分かりやすい)

      

 ここがカプレーティ家の中庭で 写真右上にあるのがバルコニーです

 思ったよりこじんまりとした中庭でちょっと意外でした 

 このバルコニーにはだれでも立つことができます ただし有料となっていますからお金を払って入ります

 ツタの絡まる古い壁はこの建物の雰囲気にとてもよくあっています

     

    何の部屋だったのか鉄格子のある窓が気になります 単なる明り取りだったのかそれとも・・・

          

 中庭の一角にジュリエットの像があります 

 この右胸に触ると願い事が成就するとか幸せが訪れるとか言われています

 大勢の人が触るのですり減っている感があります この像に触るために長蛇の列ができていました

 ヴェローナの観光といえば真っ先に紹介されるほど有名なところですが 

 恋人云々でもない私的にはちょっとがっかりスポットでした

 

     

       

      ヴェローナ市庁舎 と ランベルディの塔

 ランベルディの塔は12世紀に建築が始まり その後何度も上に増築され凝灰岩、レンガ、大理石などの

 いろんな建築資材が使われた痕跡が今でも残っているそうです

 1779年には時計がつけられたそうです

 ヴェローナの町で一番高い建物で 高さ84メートルのこの塔には大小2個の鐘がついているそうです

 小さな鐘は労働時間や火事を知らせ 大きな鐘は議会の招集や戦時の軍事招集に使われたといわれます

 この塔は上まで登ることができます エレベーターもあるので簡単にいくことができます 

   

 ヴェローナの中心部にある賑やかなエルベ広場 古代ローマからの歴史を持つ農産物の市場だったところで

 主に野菜やハーブを扱っていた市場だったそうです その名エルベもこれにちなんでいるそうです

 エルベとは草とか葉物野菜(ほうれん草、香草など)の意味らしい

 白いテントの露店にはいろんなお店があって見て歩くのが楽しい 

 マーケットも開かれているし 日用品や衣料品など市民の生活用品、そのほかお土産屋、食べ物屋など

 なんでもありの 市民から観光客まで楽しめる場所となっています 

 喉が渇いたのにサブバックに水を置き忘れてきたので 早速水を買って喉を潤します

         

 ひろばの中央にある ヴェローナのマドンナの噴水 1368年スカラ家によって造られたものなので

 かなり古いものですがきれいに保たれています ヴェローナの象徴とされています

 水が出ているのは四方に彫られた人面の彫刻の口からです 

     

 広場の北東にあるカーサ・マッザンティ 壁に神話や伝説のフレスコ画が描かれています

 当時の貴族や豪商は自分の富や力を誇るために画家を雇いこうした絵を描かせて競ったようです

     

 こうして街の装飾に貢献したものには税法上の優遇処置があったとか

 

    

 広場奥にあるマッフェイ館

 17世紀にヴェローナの貴族マッフェイ家が建てた バロック様式の館です

 ローマ時代ここには大きな神殿があったそうです 神殿の跡地に建てられたこの館の最上部には

 ローマ神話の神々の像が立っています 

 左からヘラクレス、ユピテル、ウェヌス、メルクリウス、アポロン、ミネルヴァだといわれています 

 現在この建物はアパートや、レストランなどの店舗として使われていて レストラン地下のワインセラーには

 古代ローマの神殿跡がみられるそうです

 この建物の手前にある円柱の上には 一時期ヴェローナを支配したヴェネツィア共和国のシンボルである

 サンマルコの有翼の獅子の像が立っています

     

 窓辺を彩るきれいな花に つい目が行ってしまいます

          

 もう一つ 目が行ってしまいました これは何でしょう

 市場の中にあったもので 頑丈な柱に取り付けられたものです

 鎖の先には両手の指を合わせて作ったくらいの大きさの輪が付いています

 いったん輪を開いて中に入れ、入れたら閉じます

 答えは秤です この輪の中に納まる量を一束として売買するときに使ったものだそうです 

        

   

 

      

 

 

 


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