栃木県栃木市が計画している市役所の新庁舎の整備費が、当初予定より約9億円増えて、約42億円となる見通しになったことがわかった。
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1階部分に入店する予定の東武宇都宮百貨店(本店・宇都宮市)の要望などで、追加整備が必要となったのが要因。
新庁舎は、旧福田屋百貨店栃木店の建物を改装し、2014年2月の開庁を予定している。市まちなか土地利用推進室などによると、1階部分は東武宇都宮百貨店が約8割、残り約1割と2階以上が行政施設となる。12、13年度予算には整備費全体を盛り込み、約33億円を計上した。
増額が必要となった理由について、同推進室は、予算を組んだ段階では商業施設部分の誘致内容が確定しておらず、行政施設や共用施設のみを計上したためと説明。加えて、東武宇都宮百貨店からの要望を踏まえた協議で、空調や機械設備などを追加整備する必要が生じたとする。
同推進室は「計上が甘かった。しかし、市が整備しないと東武に入ってもらえない」と釈明。ただ、既存の施設を活用してコストを抑えるのが新庁舎の売りだっただけに、市議からは、「今更言うには額が大きすぎる。まるで設計ミス」と批判の声も上がっている。
(2013年7月11日07時52分
読売新聞)
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