阪神では１９６７年の江夏豊以来となる高卒新人でのオールスター出場が決まった藤浪。
「非常に光栄で貴重な経験。
めったにない舞台なので、しっかり頑張らないと」と表情を引き締めた。
対戦したい相手には、母校の大阪桐蔭高の先輩、日本ハムの中田を名を挙げ「自分の力を出して勝負したい」ときっぱり。
さらに同じ新人で、交流戦では２本の二塁打も許した日本ハムの大谷との勝負もファンは期待するところだが、「絶対じゃなく、できれば抑えたい」と笑いを誘った。
開幕からローテーションの一角を守り、４月には３勝を挙げた。
セ・リーグで唯一、首位巨人と渡り合うチームに貢献している。
ファン投票の先発投手部門で落選したときには「実力では圏外」と冷静に受け止めていた１９歳だが、和田監督によると、監督推薦の選考段階で出場の意思を確認した際には「ぜひ行かせてほしい。
勉強させてください」と即答したという。
和田監督は「オールスターに行く前と行った後では絶対に顔つきが変わる。
それは大きな経験になる」とエールを送った。
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