的野の川沿いに忘れ去られた古道が通っており
道端の巨岩にお地蔵さんが彫られています。
山添村的野ヨワラ
昔は、この道を行き来する人を見守っていたのでしょう。
今は訪れる人も無くひっそりと・・・
的野の川沿いに忘れ去られた古道が通っており
道端の巨岩にお地蔵さんが彫られています。
山添村的野ヨワラ
昔は、この道を行き来する人を見守っていたのでしょう。
今は訪れる人も無くひっそりと・・・
的野の地蔵磨崖仏から少し南にいくと川沿いに石灯篭があり
そこの対岸に阿弥陀如来が彫られています。
的野 阿弥陀磨崖仏
約三十年前の藤です
現在の藤です
昔と比べてかなり覆い被さるようになって
ますます薄暗くなってしまいましたが ・・・
冬になって葉が落ちた頃・・・
以前、紹介した反射 の様に午後の日差しが川面に反射して
阿弥陀さんにスポットライトが当たります。
感動の瞬間です
的野集落のはずれ、民家の横に街道に突き出た大きな岩があり
地蔵菩薩が彫られています。
正安五年地蔵磨崖仏
昔はこの石仏が街道に飛び出していたので
ここが特に狭くて車の対向が困難でした。
現在は地蔵磨崖仏の前の道は廃道になり
外に車線つきの広い道路が通っています。
右上に丸い穴が見えますが、これは昔に地道を広げるときに
向かい側に川があるので、そちらには広げられずこの飛び出した
岩に発破をかけて道を広げようとした時の穴だそうです。
今の技術なら川側に広げることなどたやすい事ですので
立派な石仏が爆破されずに済んで良かったと思います。
車社会になり、旧街道にある石仏たちは道路工事により
その姿を変えて行きます。破壊、移動、廃道・・・
このように村内の主な石造物に名前や由来を書いた説明版を立てているのは
山添村だけだと思います。この村では石仏たちはとても大事にされています。
的野の不動明王磨崖仏の近くに八幡神社があり境内にある
村の集会所の所が常照院跡で、石造物がたくさんあります。
阿弥陀笠石仏
お堂の横にあった物が移動されていました。
地蔵石仏と板碑
今は石仏の後ろに建物が建っています・・・
今は木が大きくなって後ろの茶畑が畑になっています。
小石仏や梵字仏などが集められています。
大橋から南に布目川沿いに的野に向かうと的野のバス停の近くに大きな岩があり
不動磨崖仏が彫られています。
山添村的野
小さいですが力強いお不動さんです
背景に的野の集落が霞んで良い感じです
こちらは田園風景が広がっています
現在
この景色は昔とほとんど変わりません
石仏のある風景写真を撮影できる場所の中では
かなりお気に入りの場所です。何度訪れても飽きません。
こちらの方向から見ると、橋が出来ています
昔、的野の村の道はとても狭くて車の対抗にとても気を使いましたが
今は、この橋のお陰で対向車に気を使う事も無くなりました。
山添村峰寺に六所神社があります。
磐座(いわくら)が御神体の神社で、境内に幾つか石仏があります。
山添村峰寺
不動明王磨崖仏
多聞天磨崖仏
苔むした御神木の根本にも
彼岸花と石仏たち
石垣にも
峰寺集落の立派な民家
以前紹介した石仏に彼岸花が咲きました。普段ほとんどねずみ色と緑の二色ですが
赤い彼岸花でとても華やかに変わります。石仏には彼岸花がとても良く似合います。
昔、大橋のすぐ近くにあった阿弥陀磨崖仏
水間から峠を越えてくると必ずこの前を通ります。
約三十年前
山添村津越
現在
ダム工事に伴い移動されてしまいましたが
割と昔に近いように再現されています・・・が
少し下がると看板が・・・
桐山の道端に切り立った岩壁があって、地蔵、阿弥陀の双仏石などが彫ってあります。
山添村桐山
左の方にも数体
右の方にも双仏石
ここは幸いにもダムに沈まずに済みましたが、見上げるような岩壁だったのが
道路よりも低くなってしまいました・・・