石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

丹波佐吉 最小の弘法大師像

2021年12月25日 | 丹波佐吉

幕末の名石工と云われる丹波佐吉。

現存する丹波佐吉作品の中で、恐らく最小と思われる

手のひらに乗るほどの小さな弘法大師像を発見しました。

風化が激しく、かろうじてお顔と椅子が残るほどの崩れ様

本当に佐吉の弘法大師像なのか判断に悩みました。

 

が・・・しかし、背面を見て驚きました!

えーーーーーーーーーーーっ

作 照信の文字と佐吉の花押が刻まれているではありませんか!

これでこの小さな弘法大師像が

名石工 丹波佐吉の作品である事が判明しました。

偶然に偶然が重なっての大発見に心躍ります・・・

 

 

 

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柳生街道 芳山の二尊石仏 | トップ | ゆく年くる年 »
最新の画像もっと見る