腰山から霧生に至る川上川沿いに在る地蔵磨崖仏。
この磨崖仏一寸変わって居るんですが・・・
三重県那賀郡青山町霧生
左右の岩が迫り出して自然の石龕状態になっています。
磨崖仏上部にも草木が繁り陽が当たりません・・・
普通に見れば一寸がっかり。
何が何やら状態の磨崖仏。
持錫宝珠の通常型地蔵。
この磨崖仏の特徴は地蔵の足下にあります。
地蔵が刻まれた舟形の下部に線刻の蓮弁。
さらにその下に水瓶が線刻されているのが珍しいです。
腰山から霧生に至る川上川沿いに在る地蔵磨崖仏。
この磨崖仏一寸変わって居るんですが・・・
三重県那賀郡青山町霧生
左右の岩が迫り出して自然の石龕状態になっています。
磨崖仏上部にも草木が繁り陽が当たりません・・・
普通に見れば一寸がっかり。
何が何やら状態の磨崖仏。
持錫宝珠の通常型地蔵。
この磨崖仏の特徴は地蔵の足下にあります。
地蔵が刻まれた舟形の下部に線刻の蓮弁。
さらにその下に水瓶が線刻されているのが珍しいです。
磨崖仏を見慣れていればこそ、見つけられるので
しょうね。
この辺りは、中世には朝廷の支配下ではなかった
ようで、名張の東大寺荘園にいた使用人がおこした
黒田の悪党みたいな、藤原千方(チカタ)という豪族
が治めていたとのこと。(藤原摂関家とは無関係)
数々の伝説を残すこの人物は、当地では今も人気
で千方将軍と呼ばれ、ヨソ者がその名を言おうもの
なら、愛想よくされるとか。
ブログにもUPしなかった磨崖仏です。
入手した資料に水瓶が刻まれていると
書かれてはいましたが写真は無し。
矢張り撮影困難だったんでしょうね。
だめもとで懐中電灯照らしたら水瓶が現れました。
車道沿いなのでみちゆくひとは「何やってんだ??」
だったでしょうね。
千方将軍のお話有難うございます。
今度試してみます。