唐院の古い集落内の辻堂に
薬師如来石仏が祀られています。
奈良県磯城郡川西町唐院
近くの道は何時もの通り道。
何度となく通り過ぎていますが集落内の細道を走ったのは初めて。
蓮華座に坐す薬師如来石仏。
右手施無畏印、左手膝上にて薬壷を持っている・・筈ですが・・・
薬壷が破損しています。
天文二年(1533)銘 室町後期
阿弥陀・地蔵の石仏と比べて群と数が少ない薬師。
ちょっと嬉しい・・・
小石仏と一緒に・・・
唐院の古い集落内の辻堂に
薬師如来石仏が祀られています。
奈良県磯城郡川西町唐院
近くの道は何時もの通り道。
何度となく通り過ぎていますが集落内の細道を走ったのは初めて。
蓮華座に坐す薬師如来石仏。
右手施無畏印、左手膝上にて薬壷を持っている・・筈ですが・・・
薬壷が破損しています。
天文二年(1533)銘 室町後期
阿弥陀・地蔵の石仏と比べて群と数が少ない薬師。
ちょっと嬉しい・・・
小石仏と一緒に・・・
室町時代の石仏さんが、あちこちの街角の祠に
あるなんて。勢州の街角では、なかなか室町期
以前のお顔のハッキリした石仏さんはありません
ので、羨ましく思います。
石仏さんにとってみて、彫った石工さんもでしょう
けど、素材の石もかなり大事な要素のようです。
勢州の石は、柔らかくて彫り易いのですがスグに
風化が進んで、割れたり欠けたりしてタダの石の
塊に帰っていきます。
大和の人達は、石仏さんをそれはそれは大事に
してきたからかも知れませんね。
大和と言う恵まれた環境の下で石仏探索をしていると
それが基準になってしまう故に
他所の石仏がどうしても物足りなく感じていました。
今は地方色豊かな石仏さん達に出会うのも楽しみの一つになっています。