☆ハゲワシが寄ってたかってついばむ餌とは?
昨日やっとタンザニアに入りましたが、首都ダル・エス・サラームまではまだまだ遠く、途中写真でよく見る「バオバオの巨木」を眺めながら、今日はミクニ国立公園でゲームドライブ。
沢山の動物に合いました。その中でも圧巻はハゲワシが死骸をついばんでいるところでしょうか。すごい迫力、ビデオを撮りましたが、お子さんには見せられません。まさに弱肉強食と言ったところ。
死骸をついばむハゲワシの群れ
動物たちを楽しんだ次の日、首都ダル・エス・サラームに入ってきました。町は車で溢れ、激しく渋滞しています。そんな中対岸にザンジバル島の見えるビーチで一泊です。さすがインド洋夕日も綺麗です。明日はいよいよザンジバル。
☆ザンジバルは国家か?!
ダル・エス・サラームからザンジバルへフェリーで渡るのにパスポートが必要です。同じ国なのに?もともとは別々の国。合併の時も平等にしたとのこと。今でもザンジバルの人はタンザニア人でなくてザンジバル人と誇りを持って自らを称する。そして奴隷制度が廃止された後も、ここが島だったため秘密裏に奴隷を積み出す基地となっていた。奴隷を隠していた洞穴も残っている。
そしてもう一つ、1894年日本人のからゆきさん達が住んでいた家が今でもある。船員達の遊び場だったよう。こんなに遠くにまで売られて連れてこられた、かゆきさん達の故郷への思いと無念さが、いまでも漂っているような気がします。
☆インド洋に浮かぶ夢の島
世界一綺麗な海と呼ばれるザンジバル島の海岸で3泊。それも久しぶりに豪華なリゾートホテルです。青く澄み切った海でシュノーケリング。魚たちと遊んだり泳いだり、これぞ本物の欧米人のリゾートを満喫。さらに海の見えるレストランでゆっくり朝食、お昼はビール飲んでうたた寝。夜は遙か彼方の日本に思いを寄せてインド洋のサンセットです。
どこまでも透明な海、シュノーケリング最高
☆世界で一度は行きたいレストラン
ホテルから車で3時間、島の最果てに世界で一度は行きたいレストランのひとつ「The Rock Restaurant」があります。ツアー仲間は誰も知らないようで、最初は私一人。しかしそれでは車代が高いのでみんなを誘って出かけました。見るからにロケーションは最高。そこは海の中にあり、入るときは膝まで浸かりながら、そして帰りは潮が満ちていて船がお迎えに。幻想的なザンジバルの夜、最高でした。一緒に行った仲間も大喜び。
☆やっぱり胡椒!
ザンジバルはヨーロッパとアジアを結ぶ重要拠点。最初はインドで発見した胡椒を運ぶときの中継地としての役割であったらしい。胡椒は西洋人の肉の保存に画期的な変化をもたらした。その後この島でも胡椒を作り出して、今では特産物になっている。胡椒農園も見学。
☆こんなところに日本人?!
なんとこんなところに日本人。まずはJICAの皆さんが休暇で来られていました。そしてそのお友達も。JICAの若い方達は沢山の方がアフリカで活動されている。若いっていいね。聞いたところによると休暇でも危険地域には行けないらしい。近辺ではケニアが含まれていた。私、来週行くんですが・・・・・
そしてこのお二人さん、なんとお友達で日本から西回りと東回りで別々に世界一周をして、アフリカで落ち合ったらしい。すごい二人ですね。特に男性は日本を出て2年経過、この後ヨーロッパなどを山を登って一年後に帰国の予定。豪快ですね。旅の安全をお祈りします。
☆待ちに待ったセレンゲッティーへ
続く