パナマ帰国報告★世界の民族衣装

みなさん、こんばんは。
昨日の夜、パナマとコスタリカから帰国しました。
今回の旅では、カリブ海に浮かぶ約３６０の島々からなるサンブラス諸島に訪れました。パナマシティからセスナ機にて約３０分で到着です。サンブラス諸島にはクナ族という先住民が暮らしていて、『モラ』というカラフルな民族衣装(飾り布)を作っています。わたしたちは空港から近い島のロッジに２泊し、ボートにて周辺の島々を巡りました
いくつもの布を重ねて作るモラは、鳥や花などをモチーフにしたものから、ロブスターやサンタクロース柄など、見ていて楽しくなるものばかりで飽きることがありません
クナ族の女性はブラウスの前と後ろにモラを縫い付けたものと、巻きスカートを着用しています。写真ではわかりにくいですが、それぞれの柄はアップリケのように上から張り付けたのではなく、上の布を切り抜いて下にある布の色を出して柄を作っていきます。見た目よりずっと手間と時間がかかるものなのです。そして女性は、手足にビーズで作ったブレスレットなどを何重にも巻きつけています。みんなとってもカラフル太陽がまぶしいカリブの島にピッタリの民族衣装です。
私は、５日(月)からマダガスカルに行ってきます。可愛い猿たちに会えるのが今から楽しみです　田中貴子　［写真：モラとクナ族の子供たち/サンブラス諸島にて］