バイカル湖からキジ島へ ロシア大周遊の旅

来年も「ロシア大周遊の旅」を発表させていただきました。

通常、ロシアのツアーはモスクワから入国し、
ロシア北西部を中心に観光するコースが一般的ですが、
このコースは深い針葉樹林の森を眼下に眺めながら
バイカル湖観光の拠点となるイルクーツクから旅を始めます。
バイカル湖は、約2500万年前に形成された
琵琶湖の約46倍に相当する広大な面積を誇り、
固有の生物が数多く生息している貴重な自然の宝庫です。

その後、「黄金の環」のスズダリ、モスクワ、
サンクトペテルブルグにゆったり連泊しながら観光を続け、
無理のない日程で、ロシアの主要な見どころの全てをご案内いたします。

そして、ロシア最北の世界遺産・キジ島へも足を伸ばし、
釘を一本も使わずに建てられた木造教会群も紹介いたします。
ロシア観光の決定版です。

世界遺産の島・キジ島
オネガ湖に浮かぶキジ島には世界遺産に指定されている木造教会群があります。
中でも1714年に着工されたプレオブラジェンスカヤ聖堂は、
世界でも大変珍しい木造建築物です。
プレオブラジェンスカヤ聖堂だけで約3万個の
ヤマナラシの木片が使われているため、
22個のドーム屋根が雨と太陽の繰り返しの結果、
銀色に光り輝きだすという効果を上げています。

このドーム屋根を木材で造るには相当に高度な技術が必要であり、
その当時の職人の技術の高さを物語っているといえるのではないでしょうか。
1970年代には、キジ島周辺のみならずロシア北部から伝統的な木造建築が、
保全を切望する世界各地の専門家の協力を得て、この島の南部に移築され、
貴重な文化遺産の島となり、キジ島全体も景観保存地区に指定されています。

5月17日発『初夏のロシア大周遊 バイカル湖からキジ島へ』千歳発着14日間
お問い合わせお待ちいたしております。
（佐々木 優嘉）



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