アイルランドの巨大遺跡

みなさん、こんにちは。川崎です。
先月、イギリスの西の国アイルランドを再訪してきました。

アイルランドにはいくつもの有名な遺跡、観光地がありますが、
その中でも最も知られているのが、首都ダブリンの郊外にある
ニューグレンジ遺跡ではないでしょうか？

このニューグレンジ遺跡は、今から5000年以上前に建てられたといわれ、
エジプトのピラミッドやイギリスのストーンサークルよりも古いものだそうです。
キリスト教世界では、5000年前というと（もしも史実としたら）ノアの方舟の時代と
ほぼ同時代にあたります。
そんな古い時代に、このような素晴らしい遺跡が建てられたと考えるだけでも
感動しますが、そもそもこの遺構は何のために建てられたのか？
実は未だ謎なのです。

発掘された時に内部で人骨が発見されたことから墓所だといわれる説もありますが、
最近言われているのが、太陽の動きを調べるための観測所説です。

春分と秋分の日にだけ、遺跡の正面から光が内部奥深くへと差し込むように
建てられていることから、当時の農業に従事していた人々の生活と
切っても切り離せない太陽の動きを調べていたようです。

アイルランドにケルトの人々が渡って来たのは、
一般的には、2200～2400年前だといわれていますので、
彼らがやってくるずっと前からこの土地で生活をしていた人々が
このニューグレンジ遺跡を建てたようです。

四大文明とはまた別の知られざる太古に存在した文明の謎。
知れば知るほど興味が湧くニューグレンジ遺跡。
是非一度お訪ねください！
（川崎 大地）




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