こんにちは、前田です。
最近はツアー紹介ばかりでしたが、昨日の横倉に触発され私も報告記事を書きたいと思います!(横倉の続きは明日の湯田の登場をご期待ください)
その中で今日は、今年ご案内させていただいた「ジャカランダの季節の南アフリカ~ビクトリア大瀑布と喜望峰の旅」の報告です。
こちらのコースは、ジャカランダがプレトリアの街に咲き誇る時期に合わせて訪れる人気のコースです。
プレトリアの街が紫一色に染まります。
しかし、見どころはジャカランダだけではありません。
南アフリカだけでも、プレトリアと並び有名な喜望峰や、
ジャッカスペンギンのコロニーなど見どころがたくさんです!
そして今回印象に残ったのは、ヨハネスブルグのSOWETO地区。
土地柄、治安の面などで、団体ツアーではなかなか訪ねにくい場所で、日程にも入っていませんでしたが、今回は参加人数5名様の少人数での出発でしたので、急遽訪れてみました(もちろん安全第一でのご案内です)。
アフリカ系黒人がアパルトヘイト政策によって強制移住させられたことでできた地区で、人種隔離が終了した今でもたくさんの黒人が住んでいるエリアです。
ソウェトは電気がしっかりと通っている公共的なエリアと、そうではない(違法に電気を引いている)スラムの二つに分けられます。
一般的にはヨハネスブルグのソウェト地区といいますと、スラム街が広がり、危険な場所というイメージが強いですが、公共的なエリアは、町並みの雰囲気もよく、人々もフレンドリーです。
しかし、少し外れると、雰囲気もガラッと変わり、スラムと呼ばれるエリアが広がります。
南アフリカの歴史の中で、避ける事ができないアパルトヘイト。
アパルトヘイトが敷かれていた時代にマンデラ氏が暮らしたマンデラハウスや、
1976年のソウェト蜂起で犠牲になった少年の名を冠したヘクター・ピーターソン博物館。
アパルトヘイトに関する説明はここでは割愛させていただきますが、是非皆様にも1度調べていただきたい近代歴史の一つです。
雄大な自然、歴史的な側面、南アフリカは見どころたくさんです。毎年設定させていただいている人気コースですので、ご興味ある方は是非ご検討ください!
…ジンバブエの紹介を忘れていましたので、次回に続きます。
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