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風景へのまなざし西・東-憧れの欧州紀行(堂本印象美術館)

2009年02月16日 22時22分39秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)
「渓流に鶴」が素晴らしかった。
背景の緑と橙と黒、そこに流れる水と中心の鶴の白、絶妙の配置が美しい。
平面的に描かれて、「絵」であるとはっきり認識できているのに、
水は流れているように、苔も松も生き生きと光って感じられる。
これぞ日本画。

始めの方で見た「丹波路の春」も良かった。
柔らかい色調が、まさに春の空気と光を感じさせた。

美術館はそこかしこに、印象の意匠が凝らしてあってとても楽しい。
外の椅子のデザインが不思議で、面白かった。
また行きたいと思った。



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