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小倉遊亀 慈愛のまなざし(香雪美術館)

2013年04月16日 22時47分18秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)

作品数自体は少なかったので、すぐ見終わってしまった。
ただ、数が少ないので、初期の作品と後期の作品で、
随分と色彩やタッチが変わったことがよく分かった。

薄ぼんやりとした暗い室内を背景に、
器に盛られた三種の花が静かに主張している「花屑」が気に入った。
「古久谷とマンゴウ」のマンゴーの質感にも惹かれた。

道具では、奥田頴川の赤絵向付皿が素敵だった。
文様の格好良さと盛った時のことを色々想像させられる力を感じた。
総じて古色ある器を愛したのだなあ。



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