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黒田辰秋展(美術館「えき」KYOTO)

2017年09月21日 19時54分58秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)

ずっと気になってた黒田辰秋。作品群を見られて感動!
塗り、拭漆、螺鈿、様々な作品があって驚いた。
でも、どれもとても実験的で、そして格好良い。
ああ触りたい。欲しい!

メインの「金鎌倉四稜捻茶器」の存在感は抜群。
普通とは違う朱色(たぶん金のせい?)、独特の形。
いやあ、センスだなあ。
その一方での、拭漆の温かさと重厚さ。
そして、螺鈿の作品では、さらに全く違う印象。
これらはあまり好みではないけれど、その技術の高さには感嘆する。

泉屋の展示を見た後だけに、その違いも面白かった。
用の美の進化形。実用、だけどそこには芸術が。


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