「生々流転」そして、最後の「夜桜」「紅葉」の2点は圧倒的。
これぞ、という圧巻の説得力。堂々たる色彩の美しさ。
全てはこのためにあったのだと思うと、ここまでの道のりの重さが違って見えた。
明治から昭和までを生き、その第一線で、日本画を切り開いていった人。
その苦難たるや、迷走の数々に見て取れた。
それでも前へ、前へと突き進む姿が想像されて、不屈の人だったのだなあと感心する。
そして、それらをちゃんと結実させたところが、まさに、大家なのだ。
いやもう、納得。
没後、たった60年だったとは、それも改めて驚きだ。
激動の人生だったことは想像に難くない。
いつか「生々流転」の全巻展示を見に行かねば!
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます