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琳派展-京を彩る(京都国立博物館)

2015年11月20日 00時00分31秒 | 鑑賞記録(2011・2012年中断)

完全に行く時期を失敗した。
夜間開館に行ったのに、人多い!
そして、1時間半じゃ全然足りない!
初、平成知新館だったのもあって配分も分からんかった・・・。
完全に、しくじった。

基本、人だかりで、全然見えなかった。
折角の「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」も、押し合いへし合いの牛歩状態では、ちっとも臨場感が。
それでも、筆の勢いというか、本物が発する躍動を目に出来たのは良かったのかなあ。
宗達の作品をこれだけ見られたのは、多分初めて。
やはり天才だよなあ。とつくづく思わされた。

光琳になると、絵師としての上手さを感じる。
抱一になると、さらなる洗練と江戸の粋、を感じる。
芳中や其一までいくと、個性というか己を表現しようという作為を感じる。

乾山はちょっと別口な感じ。
もっと工芸、乾山をじっくり見たかったなあ。

しかし、どれもこれも素敵だった。
あまりにも琳派琳派言われて、食傷気味だったけれど、
やっぱりいいもんは良い。
美しいものは美しいのだ。



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