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『魚神』 千早茜著

2009年08月30日 22時14分02秒 | 読書記録(2010年まで)
島の伝説と白亜とスケキヨの微妙な関係が、とても幻想的だった。

非現実世界なのに、所々に見え隠れする本土の様子からまるで本当に存在する島のように思わせる。
明治や大正の頃には、こんな島があったとしても不思議ではなかったような気になってくる。
こういう世界観は結構好きだ。

終わり方はあまり好きではないけれど、また別の話も呼んでみても良いかもと思った。



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