「茄子 アンダルシアの夏（2003）、スーツケースの渡り鳥(2007)」 高坂希太郎監督

素晴らしい作品だった。
自転車の疾走するレース模様の迫力はすごい。
そこに描かれた人物の心の動きもとてもよかった。

２作目には、さらに描写力が上がっていて、技術の進歩には驚かされた。
ストーリーとしては１作目の方が好きだけど、どちらも良かった。

茄子がテーマなのが面白い。
土地に根付いた味は、思い出と共に飲み込まれ、血となり肉となる。