紫片喰(ムラサキカタバミ)、雑草だけど可憐、食用にもなるらしい…

2022-06-21 12:59:07 | 花や風景など
あまり綺麗とは言えない「裏庭」ですが、それなりの手入れは家人の仕事で…
そこに「クチナシ」や「ガクアジサイ」が咲き、雑草も花盛り。
毎年忘れずに咲いてくれるこの花、雑草中の雑草なんだけど、
ひと茎に団体で可憐に咲いてるし、邪魔になるわけでもないし、色気もあるし…
雑草として退治するにはちょっと可哀そうな気もする
根っこ(球根っぽい)ごと取ってもいつの間にか復活!楚々とピンクの花を咲かせます。
ならちょっと調べてみるか!? 「なんて名前の花なのか?」
葉っぱが「三つ葉のクローバー」(別名:シロツメグサ)に似てますが、
ちょっと違うらしい、白い筋があるとかないとか
 
必ずこの場所で咲きます、いつもなら「雑草!」として根こそぎ取っていたものですが、
今回、初めて摘みます…そして食卓上で観察することに。
 

ムラサキカタバミ(紫片喰)」(BOTANICAより)

江戸時代に観賞用(オキザリス系)として日本にやってきた植物が今や「大量雑草化」し、
要注意外来生物』扱い.ですと。
でも日本古来からある「カタバミ」(黄色の花が咲く)は、鎌倉時代から家紋として用いられており、
「一度根付くと除去が困難であるほどの強い繁殖力が『子孫繁栄』を想起させることから
縁起の良い植物とされ、武家を中心に家紋として用いられた」とか。へぇ~~

我が家のムラサキカタバミに戻りますが、
日が暮れると花びらを閉じ、

雨の日も同じく閉じたまんまだそう、

なるほどね、そういえば今日はずっと

最後に、
アンデス地方では、カタバミの仲間オカ(Oxalis tuberosa)を根菜として栽培してきた歴史があり、
葉は、ビタミンCの補給源だったとか。
「ムラサキカタバミはエディブルフラワー」で、花も茎も葉も食べることができるんだって、
我が家ではあえて食べませんが、ちょっとしたサラダの彩りにはいいかもしれませんねぇ
今晩辺り、実食してみようかな(笑)。

今日は雨なので、お散歩も行けず、
もう一題「真泥の紫陽花ロード」ご紹介しますね…
では、また

2022/6/21 21:55 追記

我が家の「沖縄もずく トマトとムラサキカタバミ添え」、
花を単品で食してみましたが、かなり酸っぱいです。
もずくと一緒だと酸味は同じなので気になりません、
「彩り用」にいかがでしょ? (笑)。

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