「岩尾池の一本杉」から甲賀三霊山「飯道山」へ。その4(完)

2024-06-05 15:23:36 | 神社仏閣など
  
「東ののぞき」という岩場から一体どんな景色が見えるのか…
岩場の細い道を進み、チラッと見えた風景
  

 
おぉ!!
三上山」(近江富士)が見える!(ココも行きたい候補のリスト入り)
正面に薄っすらと形の良い山が「近江富士」ですね💗
私的に、伊賀の小富士の「南宮山」、伊賀富士の「尼が岳」、近江富士の「三上山」は三大ミニ富士山です(笑)。

   
ココでおおよそ標高600mくらいかと思いますが、
対面辺りに見える山が「飯道山頂上」らしいので、この後挑戦するかな。

  
団体さんの記念撮影にご協力、皆様に喜んでいただけました。
嬉しいことです、やっとその位置を独占できます(笑)。
(しかし、こうして改めて見るとなかなか崖っぷり、厳しいもんですね、
この場所に滞在している間は恐怖は感じなかったけれど、
振り返れば恐ろしい光景です💦)

しばし休憩し、このベンチの裏は…
 
本殿裏でもあるわけです。
こんな隙間から覗いてみたり、下にはゴルフ場、
 

では、ぼちぼち次の目的地まで行くことにしますかね…
本殿裏の巨岩・奇岩を見ながら下ります。
しかし、この岩々、見慣れた石(花崗岩=伊賀は産地)なので違和感なく傍に居られる。
これって不思議な感覚でした。
   


ササの隙間にニガナ、ホッとしますね、花を見ると。

飯道神社をお暇し、第三の鳥居前に「トイレ」、
ここに「七丁目」碑がありました。

ココが七丁目ということは、まだ先があるのか?
そこはよくわかりませんが、ともかく「頂上」を目指すことにします。

では、「第三の鳥居」を上から見る場所に移動(階段)し、
そこは『東照宮跡』、その先所々に古い石垣が残る、
今度は「木製階段」を上ります。
   

 「飯道山惣絵図」を見て
順に『飯道寺跡遺構』です。
 
『梅本院跡』

  
石垣群に続いて『戒定院跡』


木食応其(モクジキオウゴ)上人入定窟」(Wikipediaより「木食応其)及び「五輪塔」。

   
所々の木々に説明があったり、
行く先の案内は親切なので迷うことは一切ありません。
粛々と進むのみですが、↓この木の根っこ、有難い。
上手に歩けば階段代わりになるので…
   
地図に寄れば「山頂」まで約850mか、
高低差はあまりなくほぼ「馬の背」のような「尾根道」伝い、道幅約50㎝ほど。

山頂近くで「三上山」が・・・見るからに形の良いこと。

いよいよ「山頂」(標高664m)、「三角点」あり、
   
「山頂全景」、ここでしばし休憩…

広いとは言いませんが、ベンチもあり景色はほぼ独占!
30分ほど休んで英気を養い、いざ帰り道に着かん!

20mほど先に「展望台」って?
どんな景色が待っているのか、笹道を行く。
聞きなれない名前の山ばかりで💦
ワタシはやっぱり「三上山」一筋で、次のチャンスを狙うことにします。
   

下りて、下りて「尾根道」。
   

突然樹形が異様!
明るい森なんですが、一体この木は?って調べる。
googleさんによると「高野槙」とな。
なるほど「玉桂寺」で見たあの「高野槙」かと思うと、なぜかしら感動。
  

「飯道寺跡遺構」辺りまで戻りました、
一路山道のあの階段を一気にしかしゆっくりと下ります。
 
はい、帰りは約30分(笑)。行きと帰りでは「地獄と天国」みたいなもんです、
役行者さまのおかげかもしれません。ありがたや。

 
手水鉢」の傍にタツナミソウ、車の中から駐車場の全景。
来た時は車は満車だったので💦

  
おおよその行程はこんな感じ、
こんなんで「甲賀三霊山/飯道山」を征服したとは言いませんが(行場にい行っていないので)、
でもなんだか「やり遂げた感」はバッチリ!です。
一人では行けません、友に感謝の2024/5/26の充実一日の振り返りでした。

お付き合いありがとうございました。

さて、今度はどこ?

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4 コメント

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秘かな楽しみ (kuro&hana)
2024-06-07 17:42:42
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/86/c63175f592ab2708b80a45f1e7eb37b5.jpg
ここら辺りなら近くていいですね。
思えば、自分だけの〇〇を探すのも楽しいかもしれませんね、秘かなパワースポット探しとか…
大切にしたい風景、心の隅に置きたい景色、絵に描きたい、いろいろ探しに行きましょう~~

moni5187様、楽しいヒントをありがとうございます。
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富士山の写真は (moni5187)
2024-06-07 16:43:06
その昔、東京へ向かう新幹線の車内から撮った一枚きりです。ということは、びわ湖側に座っていて三上山には気付かなかったようです。その頃、海外からの帰りに、今は(国内の旅客機では)伝説になった「ジャンボジェット」の機内から富士山がよく見えて、日本に戻ったのを感じました。伊丹に降りる前に、榛原の上あたりを飛んでいる迄は追えたものの額井岳には気付かずでした。ということで、海外からのお客様も富士山が気になるのは、すごく当然の事だと思います。大和富士や近江富士が映えるコンビニも実在するそうですが、冠雪がない今の季節は、御墓山が映えるコンビニに寄ってみようと思います。
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ここんとこ (kuro&hana)
2024-06-07 00:20:10
お隣の滋賀県にご縁があって、石山寺も趣のある素敵な場所でした。
今回は低山登山とはいえ、行くことができたことに自己満足しています。山登りはもう無理かと思っていたので…
遠くではあるけれど目の前に「三上山」が見えた時はこれは役行者のお導きかと思いましたよ(笑)。
いつとは言いませんが、必ず。

dawnさま、コメントありがとうございます。
まだまだ行きたいところは多く、体力的には悩める元乙女ですが、
もう少し見守ってやってください。
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貴重な体験でしたね (dawn)
2024-06-06 15:20:43
行場は除いてとはいえ、大変な行程だったことが窺われます。甲賀市にも見どころが多いですね。

私はこのあたりでは、二十数年前に首都機能移転候補地である三重・畿央地域の一部を望むため、庚申山広徳寺の展望台へ行ったことがあるぐらいです。

近江富士(三上山)は、たしかにどこから見ても形のよい山で、名神高速道路で彦根方面へ向かうとき眼前に迫ってくる山容も、琵琶湖対岸の湖西から遠く眺める姿も趣きがあったと思います。
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