家を借りた時、事務所にしている部屋の窓の外に、目隠しのように植えられている木がありました。
何の木か分からずにいましたが、春先から小さな白い花を咲かせて、ちょうど今ごろになって紅い小さな実をつけました。
ぐみ
でした。
小鳥たちが、やってきてはついばんでにぎやかに仲間を呼んでいます。
そんな時、私はじっと部屋の中からその様子を見るのが楽しみになりました。
今年、これまでにないほどの沢山の実をつけたので小鳥達の訪れを楽しみにしていたのですが、
気付いたらあっと言う間に実は食べ尽くされてしまいました。
少し前に試しに口にしてみたら、あ”~、という感じでした。
そのころ、小鳥達は一羽も来ていません。
きっと、美味しくなるのを待っていたのでしょう。
残念ながら、実をついばむ小鳥の写真は撮れませんでした。