念願の屋根散水ができました。
ちなみに、我が事務所には、クーラーがありません。
買えないの?
ううん、それもあるけれど、使いたくない、という方が強いかもしれません。
年々暑さを更新している夏に、扇風機のみで大分頑張っていますが、やはり真夏の日中は仕事にならない時もあります。
事務所のある部屋は平屋の瓦葺き。
多分、断熱材も入っていないのでしょう。
(残念ながら、私の設計ではなく、築30年以上の借家です。)
平屋の屋根に散水をするというのは、ここを借りてからの計画でした。
毎年、思ってはいながらなかなか実行に移せませんでした。
今年は、朝顔の緑のカーテンも作り、窓からの太陽の照り返しのきびしい以前に比べて、随分気持ちがよくなりました。
屋根については、猛暑の時期には、屋根の上の作業が恐ろしくて出来ませんでしたが、昨日
ようやく、曇り空の助けを借りて、準備してあった穴あきホースを瓦に設置し、今日、雨水タンクを設置し、ホースを水道に繋げてみました。
瓦の上に細い水のしぶきが飛び跳ねる有り様は、見ているだけで楽しくなりました。
雨樋を落ちる水を集め、ある程度たまった段階で、今度はソーラ-パネル(昨年のワークショップで自ら作りました。)につないだ、小さなポンプでの散水の仕組みにつなげます。
温度計がないので、まだ記録としてはだせませんが、明らかに、散水後の事務所は涼しいのです。
お天気の良い日に、水の流れる音をきくのは、とても気持ちが良いですよ。
できれば、虹もできないかなあ。
出来ることを、やって行きたいです。
そのためには、ポンプが必要。
小型のポンプでも、けっこう2階くらいまでなら上がるようです。
気化熱で涼しくなる仕組みなので、屋根の上で蒸発する水の量を考えなくてはなりません。
雨水だけでは足りないかもしれないんですね。
でも、流した水はまたタンクに溜まりますから、無駄遣いにはならないけれど。
naruさんの家の屋根には、散水するためのホースが簡単にとりつけられるように、金具がすでについています。
いつでも、ご相談にのりますよー。