グリーンピースジャパンからのメッセージをそのまま転載します。
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★1 日本に輸入されている菜種を遺伝子組み換えから守るために
~オーストラリア州政府にメールを送りましょう~
日本に輸入されているナタネ油の80%はカナダ産の遺伝子組み換えのナタネを
原料としていますが、18%はオーストラリア産の遺伝子組み換えではないナタネ
です。日本で加工されサラダ油やマーガリン、マヨネーズの原料となるナタネ油
のほとんどが遺伝子組み換えナタネが使われていますが、有機JASマークの食品
を選ぶことによって、遺伝子組み換えでない商品を選ぶことができます。
オーストラリアはこれまでナタネを生産する各州で、遺伝子組み換えナタネの
栽培一時停止令(モラトリアム)を制定し、遺伝子組み換えでないナタネを生産
してきました。その約50%が日本に輸出されています。しかし、モラトリアムの
期限が来年2月に切れるため、現在、これを継続するかどうかが政府で審議され
ています。遺伝子組み換え種子を販売する会社による圧力も大きく、モラトリア
ム失効を迫る動きが強まっています。
ひとたび遺伝子組み換え作物が一ヶ所でも栽培されると、花粉が飛んだり、
交雑を起こしたりして、遺伝子組み換え汚染が広がり、わたしたち日本の消費
者はオーストラリアから遺伝子組み換えでないナタネ油を選ぶことができなく
なってしまいます。
そこで、グリーンピース・ジャパンでは、グリーンピース・オーストラリア・
パシフィック事務所と協力して、このモラトリアムを継続するための活動を開始
しました。わたしたち消費者が遺伝子組み換えでないナタネ油を選び続けること
ができるよう、そしてオーストラリアを遺伝子組み換え汚染から守るため、みな
さんの声をオーストラリア州政府へ届けましょう。グリーンピースのウェブサイ
トからモラトリアム継続の請願書を送ることができます。ぜひお友達にもお知ら
せください。第一締め切りは8月31日です。 DoCoMo au や SoftBank など主な携
帯電話からもご参加可能です。
ご参加はこちらから
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/gm/cyberaction/canola/?gv