昨夜のニュースで、ap bank festivalのことが流れていました。
ミュージシャンの桜井和寿氏、小林武史氏、坂本隆一氏らが、立ち上げた、市民バンク、apbank 。
2001.9.11のあの一連の事件から、世界の流れが、大きく変わらされて行った時、日本でも、平和を願う人々、エネルギーを奪い合う戦争はもうやめよう、と願う人々が、声をあげました。
桜井和寿氏、小林武史氏、坂本隆一氏たちは「非戦」という本に執筆をしたメンバー達でもありました。
彼等は、自分達が持っている「音楽」という贈り物を介することで、なにかが出来るはず、と信じ、自分達が持っている資金のみで、この市民バンクをスタートしたのです。
熱い想いは、直接彼等のサイトを見ていただいた方がよいでしょう。
http://www.apbank.jp/index.html
バンク、といっても、今の所、預金は受け付けていません。
活動を支えるための資金を、彼等は音楽を使って、集めている訳です。
環境に関心のなかった若者が、このフェスを通して小さな気付きをもらう、そんなことだって可能です。
こんな想いに賛同をしたミュージシャン、今年はものすごいラインナップだったようです。(残念、今年も行けませんでした。)
会場では、使い捨てではない食器や、ごみの分別もきちんと行われて、参加者の意識を高めていこうとしています。(スェーデンなどの環境先進国は、幼稚園に入る前から子供達は、ゴミの分別作業を親に教えられて実行しているのです。)
このバンクは、環境を守るための活動ならば、NPOでも団体でも、個人でも、融資を申し込むことが出来ます。
例えば、個人の住宅の屋根に太陽電池パネルを設置したい、そんなことでも融資の対象になります。
自分に出来ることから、なにかを始めたい、そういう人を応援したい、という嬉しいシステムです。
融資の詳細などは是非ホームページを参照してください。
もうひとつ、預金を変えることで、社会が変わる、というスローガンを掲げているA SEED JAPAN。
郵便貯金や、大手の銀行に預けたお金がどのように使われているか、その先は?
こういうことを知ることで、唖然とすることがあります。
殆どのお金がアメリカへ流れて行きます。アメリカ国債を購入することで、アメリカはそれを資金として、軍事に使うことができます。
戦争反対、と言いながら、郵貯や大手銀行に貯金をするのは大きな矛盾がある、と言う訳です。
じゃあ、どうすればいいの?
A SEED JAPANのサイトを見てください。
http://www.aseed.org/ecocho/
戦争反対!、環境を守ろう!
そう声を上げること。
とても大切だとおもうけれど、毎日の生活の中でも、できることは、けっこうある。嬉しいです。