老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

経営承継

2009-09-01 04:25:51 | 学生時代
先月、学校時代からの友達に会いました。その時に出た話題で「経営承継」が
ありました。

私の学校時時代の友達はどちらか言うとサラリーマンは少なく個人事業主や
中小企業の経営者が多かったです。その一人と懇親をしました。

そろそろリタイヤの時期となり、息子さんを同業者へ修行に出しています。
あと1,2年で帰ってきますが、その後の対応を相談されました。

税金の専門家ではないので昨年(2008年)10月に施行された「中小企業
における経営の継承の円滑化に関する法律」の細かい内容は出来ないと
断りを入れた上で、私が勉強したことを話しました。

「中小企業経営承継円滑法」は、事業継承と本来の意味は変わりませんが、
継承の重要性をより強調するとともに、総合的な視点で「計画的」に取り組む
ことの重要性が強調されています。

その話の内の一つ 「5つの留意点」
1.一社員として現場で汗を流させること
2.関係者の合意を得ること
  関係者とは、役員、従業員、取引先企業、金融機関、そして親族
  親族には後継者候補以外の子供も。
  経営承継計画書等を作成して、社内だけでなく取引先や金融機関に
  公表して理解を得ておく。
3.後継者教育はOJTで行なうこと
4.権限の移譲は徐々に行なうこと
5.完全に引き継いだ後も様子を見ること

こんな話を出来ることは幸せなことで、特にその継承候補の息子さんを
ヨチヨチ歩きの頃から知っているだけに別の意味で嬉しいです。


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