老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

44年の歳月

2013-01-09 21:27:11 | 学生時代
新年も2週目に入り平常に戻っています。大阪府立大学の電気系の単位同窓会
「中百舌鳥電気クラブ(NDC」の会報誌の編集会議が学内で開かれ、悪友のF君
(百舌鳥亭春楽)が記事提供者として参加していました。

百舌鳥亭春落

編集会議が終わったという電話を受けて1時間余り待ってもらい、二人で学内を
歩きながら門を出ました。そして中百舌鳥の駅までの途中にある焼き鳥屋で一献を
傾けました。二人でしかも大学の傍で飲むのは実に44年ぶりでした。

前にも書きましたが、F君とは高校、予備校、大学が同じで落研(落語研究会)と
アマチュア無線クラブ(JA3YKM)とクラブは違いましたが遊び友達でした。

4回生(年生)の時、夕方私の授業が終わってF君の実験室へ行くと実験途中で
暫らく横で待っていると、実験台の下の奥から一升瓶を出してきて茶碗を2つ用意しました。

実験が終わっても飲み続け、F君は出来上がり、仕方なくF君の手を肩に乗せて
大阪の家まで連れて帰りました。これが大変、こちらも意識はありますが足が
言う事を聞きません。今日二人が通った学内の道路を転げながら帰りました。

翌朝、目が覚めると顔中血だらけ、眼鏡はグシャグシャ、大いに反省をしたのを
思い出しました。

電機メーカーに入り、F君は学生時代に隠れて勉強していた英語を活かして
アメリカに20年近く駐在をして、アメリカ時代に隠れて勉強した中国語を活かして
独立して中国でビジネスを経ってきました。今でも英語と中国語は毎日聞いている
とのこと。

桂春蝶をこよなく愛し、落語を再び勉強し始め、いろいろな施設を訪問して
落語会を開くF君、いつまでも元気でね。

今日は二人とも真っ直ぐ歩いて帰りました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。