老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

2時間の乗車

2007-02-18 21:46:36 | 勉強
先週末、午前中は滋賀県草津の工場へコーディネートの仕事で行き、
午後は神戸の明石海峡大橋の根元にある舞子ビラの神戸市コンサートへと
東へ西へと移動しました。

草津から舞子へJRを快速で2時間乗り続けました。2時間と言えば、
以前住んでいた京都であれは、新幹線で2時間乗れば東京の品川に
着きます。

今まで仕事や生活で大阪から京都、京都から草津、大阪から神戸と
幾度と無く行き来しましたが、それらを一気に4つの府県をまたがって
120km乗り続けたのは初めてです。

妙な気分で、途中「降りなければ」という脅迫観念に駆られること無く
それぞれの「区間」の思い出が走馬灯のようにめぐってきました。

新幹線の2時間と同じように、見たことのある景色が車窓に描かれる
のですが、違うのはそこで降りての仕事や生活があったからでしょう。

そこで気がつきました。「繋がっている」のだ、「時間」や「場所」が。
今まで別個でそれぞれだと思っていたことが一つなんだ。

「場所」に関してこれに似た経験があります。東京へ時々出張していた時、
ある駅で降りてA会社の仕事が終わり、1筋歩いて見ると以前
別の駅で降りて行ったB会社が近くににあったりしたりして、
ビックリしたことがあります。

そのときも「繋がっている」と思いました。
でも今回は「時間」が加わりました。

今までの出来事は個別のことのように思っていましたが、
繋がっているのです。見えない「原因と結果」がありました。


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