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老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

中江藤樹に学び、ワールドカフェをやろう(京都マイツール会)

2010-03-22 09:55:32 | 勉強
昨日は、琵琶湖の西北の高島市に「中江藤樹に学び、ワールドカフェをやろう(京都
マイツール会)」に行きました。東に120kmです。一昨日は網干で西に70km
でした。東に西に飛び回っています。我ながら呆れています。

30数年ぶりにこの「高島駅」に降りたのでしょうか。元の会社の「近江保養所」が
ここにあり来たことがあります。その当時は「湖西線」が開通したばかりと記憶して
います。(現在、保養所は廃止になっています)

「保養」で来たことが無く、マッキンゼーの大前氏から指導受けた「中期計画」を
策定するために金融システム事業部の部門長とスタッフが合宿に保養所を使って
いました。(まだ、研修所が無かったので)

中江藤樹先生については、以前から私的勉強会の「関西シーガルクラブ」やこの
「京都マイツール会」で一緒のHさんから何回も聞かされて、興味を持ちぜひ一度訪れて
どのような人か知りたいと思っていました。

参加者は現地集合者も含めて21名です。私より遠い所の和歌山や西明石からの参加
もいらっしゃいます。以下資料の一部引用あり。

中江藤樹は、近江国(滋賀県)出身の江戸時代初期の陽明学者。近江聖人と称えられ
ました。陽明学は儒教の実践を説く知行合一です。愛媛の大洲藩士のときに、郷里に
一人残した母の孝養のために帰郷しました。そして生家で日本最初の私塾(藤樹書院)
を開きました。

中江藤樹の教えは「致良知」(良知にいたる)という言葉で代表されます。良知というのは
良心、美しい心です。人は誰でも天から与えられた美しい心を持っています。しかし、
我欲によって曇らせてしまうので、絶えず磨き続け、鏡のように輝かせておく努力が
必要になります。

良知にいたるには、日常、5つのことを心がければいいのです。
それが「五事を正す」です。
・貌(ぼう) :柔らかく和やかな顔つきをし
・言(げん) :温かく思いやりのある言葉で話しかけ
・視(し)  :澄んだ優しい眼差しで物事を見つめ
・聴(ちょう):心を傾けて人の話を聴き
・思(し)  :真心を込めて慈しみ相手のことを思いやる心

また、「三毒追放」です。
・嫉む
・怒る
・愚痴る

今回は藤樹ゆかりの場所、藤樹書院、玉林寺(藤樹墓所)藤樹神社などを見て
中江藤樹記念館でワールドカフェをやりました。

藤樹書院でのボランティアの方と中江藤樹記念館館長の説明、ワークショップから
気になるメモは
・徳:この漢字の右上が「真」であり、漢字の意味が、真っ直ぐな心で行なう を知る
・孝:老 / 子 で構成されている  永遠の関係
・今大事なのは「心」の教育

「瞬間聖人」を目指します。「良知館」のおばちゃん、お茶を有難うございました。
参加者の皆さん、お付き合い有難うございました。


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