老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

こうべイクメン

2014-07-03 10:46:43 | 大阪府大
まだ振り返りで先週の月曜日です。こうべイクメン実行員会の藤井淳史委員長に
会ってきました。半年前に阪神電鉄のNさんから「こうべイクメン賞を取った
大阪府立大学の卒業生いるよ、校友懇話会の講師にどう?」と紹介されました。
その時は講師の予定が夏頃まで目処が立っていましたのでメモしておきました。

こうべイクメン実行委員会が考える新しいイクメンの定義。
育児に関わる全ての男性のことです。お父さんだけに限らず、
おじいちゃん、近所の八百屋さんなど、あらゆる男性 を指します。
子育ては、地域社会で行うもの であるという考えです。
子育ては みんなそれぞれ ちがうもの
こうべイクメンは "100点のお父さん"ではなくてもいいんです。

頑固なとこを親父から引き継いだ私は、もう一つ家のこと、特に子供のことは
殆どしませんでした。月曜から土曜まで朝早く出かけ夜中に帰ってきましたから
子供が起きている顔を見たことが無かった気がします。子供と出かけた記憶は
数えるほどしかありません。

そんな私が6年前に大阪府大に呼ばれて全学同窓会のミッションを受けたとき、
組織化と卒業生名簿を中心としたインターネットのオンラインコミュニティを
構築を考えました。

新しいオンラインシステムを学術情報センターにお願いに行ったとき、窓口が
Mさんでした。彼は大阪府大が法人化されて最初に採用された人で私が出会った
中で5本の指に入る優秀なSEでした。いろいろとシステムのことを教えていただき
家が近所(といっても1駅離れていますが)ということもあり仲良くしていただきました。

次期システム構築時期であってタイミングが良かったのですが、基幹システム
ではありませんので当然開発は遅れます。そんなこともあり現在のASP
(アプリケーションサービスプロバイダ)となりました。

Mさんと何回か打合せをしているとき、次の打合せを調整したら決まった曜日に
早く帰る日があることに気が付きました。話を聞くと「保育園に迎えに行く」
私には経験が無いので最初は違和感がありましたが、優秀で仕事に支障が無い
こともあり、それの持っている意味が徐々に伝わってきました。

人事に異動してから赤ん坊が生まれたときは、大阪府大で第1号の育児休暇を
取りました。それを私に伝えにきたとき「取りやすくするんです!」と笑顔が
忘れられません。そう今の職場にも一人います。優秀なPRマン、がんばれ!

時代が変わりました。「夫婦で働き、家事を分担し、育児も分担する」のが
当たり前となり、それでバランスを取る新しい世代。

「育児にかかわるすべての男性=こうべイクメン」を合言葉に、2010 年より
有志によるプロジェクト“こうべイクメン大賞”が始動しました。これに
関わった藤井さんに12月の校友懇話会で講演をしていただくことになりました。

新しいイクメンの定義にはおじいちゃんも入っているようです。
勉強させていただきます。
(写真は、全国から寄せられたメッセージが書かれているミニTシャツ)


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