老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

我慢すること

2014-07-04 20:51:31 | バドミントン
昨日家にいて珍しくTVを見ると再放送の番組でバドミントンの母娘対決が
ありました。バドミントンでオリンピック出場経験を持つ母と、ジュニアの
大会ながら全国優勝した娘が本気で勝負していました。

途中からなんで経緯は分かりませんが、母が娘の試合を見ていて感じたことで
自分の経験からバドミントン通して伝えたかった「我慢すること」を試合から
学んで欲しいと願っていました。

オリンピックに出たとはいえ30歳後半?でしょうか、スタミナでは勝てそうに
ありません。でも私の想像をはるかに超えて粘り、諦めずに自分が不利なときは
「我慢すること」(プレーを繋いでいくこと)に徹しました。

試合は接戦でしたが途中で母親が練習で怪我した足を再度痛めて棄権負け。
試合が終わって久しぶりに会話をした母娘は、「ものすごく諦めなかったね?」
「それが大事なの、自分の得意のパターンに入るまで我慢することなのよ」

スポーツに限らずいろいろな勝負事や商売は、攻めと守りがあります。大概
そのどちらかを得意とします。また試合や時期の経過として攻めの場面と
守りの場面が交互します。大事なのは自分の得意のパターンに入るまで
「我慢すること」(プレーを繋いでいくこと)です。これをしないと
勝負以前に技術も上達しません。

私もこのことをバドミントンで学びました。中学校、高校とバドミントン部を
つくり、選手兼マネージャーとして無二の親友YとSと一緒にやってきました。
高校時代、大阪大会はYとSの天下でダブルス1位、シングル1位2位が続きました。

Yは背が高くてスマッシュを中心とする攻撃タイプ、Sはズングリでスタミナ十分の
守りタイプ。二人のマネージャーをしていて分かったことは、自分のパターンに
持ち込むまでは我慢して繋いでました。特にSはシャトル(羽根)を拾い捲り
相手をスタミナ切れを起こす戦法でした。ジーっと勝機まで我慢しました。

久しぶりの出会って思い出した 高校の還暦同窓会

我慢することとは、何もしないでジーっと待つことではありません。その間、
プレーをしながら繋いでいるのです。


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