老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

どうなる日本!? 都市の安全と安心 ~災害を知り、そして備える~

2009-09-20 11:00:51 | 勉強
昨日の午後、大阪の千里山にある関西大学へ読売テレビの報道番組
「ウェークアップ!ぷらす」がTVを飛び出し「都市の防災」をテーマに
シンポジウムを開催したので聞きに行きました。タイトルは、
「どうなる日本!? 都市の安全と安心 ~災害を知り、そして備える~」

2010年に関西大学に新たに社会安全学部が開設される一種の
パブリシティです。

久しぶりに乗る阪急千里線、関大前で降りるとぞろぞろと人の波、
会場の千里ホールは1000人収容ですが、補助椅子が用意されています。
凄い人気です、やはりTVの影響でしょうか。私はTVをほとんど
見ないので、この「ウェークアップ!ぷらす」を知りません。新聞を見て
応募しました。

プログラム
1.基調講演:河田恵昭氏 関西大学社会安全学部長就任予定者
2.基調報告:竹中平蔵氏 慶應義塾大学教授、関西大学客員教授
        中田宏氏  前横浜市長
3.パネルディスカッション「どうなる日本!? 都市の安全と安心」
  竹中平蔵氏
  中田宏氏
  安部誠治氏(関西大学副学長)
  河田恵昭氏
  岩田公雄氏(読売テレビ報道局解説委員長)
総合司会 辛坊治郎 虎谷温子

気になるメモ:
1.
・都市の糖尿病化 基礎体力が落ちている
・自然との付き合い方を忘れた私達 都市人造人間化
・自然の猛威を肌で感じられなくなった
・安全・安心の哲学がない日本
・地名は昔の災害を伝えるメッセージ
・死者の2/3の法則が崩れた(男性、屋外、高齢者)
・ディズニーランドの下を想定した首都圏直下型地震より、大阪断層型地震
 の方が死者が多い(戦前からの耐震基準を満たさない木造家屋が多い)
2.
・あえて都市に住むには、どう折り合いをつけるか
 ①都市は新しい出会いを可能にする 新しい産業は新しい結びつきから
 ②新しいライフスタイルを提唱する
・日本の都市の特殊性
 ①大きい
 ②均一ではなく混合型
・地域の共助を日常化する
・分かりやすいメッセージ 自助 共助 公助
3.
・競争的安全都市を目指せ、国民運動として全国で1日シュミレーションをする
 その代わり、1/365日減税
・コンセプトリーダーが必要
・他人事とは思わない、自分のこととして考える(イマジネーション)
・大事なものはそれぞれ違う
・ダボス会議幹事?で
 パンでミックが発生して、来年会議が出来なかったら、どれだけ自己資本
 比率が下がるか? と質問されて、事務局が即答した。
・新しく作るのも大事だが、守るべき現在あるものも大事

久しぶりにシンポジウムらしいシンポジウムを聞いた感じがします。
来週土曜日に放送されますが、TVを見るかどうか悩んでいます。


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