老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

大学の情報セキュリティ研修会

2008-11-30 10:38:36 | 大阪府大
昨日の堺高校の情報セキュリティ特別授業で思い出しましたが、大阪府大
でも先々月に「情報セキュリティ研修会」が教職員向けにありました。

もちろん、学生向けには教養課程のときに必須の単位としてあります。
教職員向けには「情報セキュリティを守るために」という冊子があります。

この大阪府大でお世話になって思ったことの一つに、情報セキュリティが
あります。当たり前ですが情報セキュリティのガードが固い。学外から
学内のネットワークへ入れません。(特別にはあるかも知れませんが)

元の会社では、出張が多くて国内ばかりでなく海外へ出張をします。
会社のノートPCを持ち歩いて、国内ならカフェ、海外ならホテルに着いたら、
まず、モバイルをします。その時に会社のネットワークに入りますが、
当然、IDとパスワードを入れます。パスワードは「暗号発生器」を
用います。

会社にいなくても仕事の半分はできます。お陰で「報連相」は完璧です。
常に「スピード」を求められていました。
その代わり気の休まる時はありませんでした。

さて、
学内の研修は、「大学の情報セキュリティを考える」で京都大学の情報
メディアセンターの上原准教授の話でした。

物凄い資料を説明して頂きました。まとめの一言、
・セキュリティとはつまるところ「文化」の問題
 ちゃんとできる人、出来ない人、、、、、いろんな人がいる中で
 「全体としてこれくらいはちゃんとやろう」というコンセンサスを
 得るには、コミュニケーションを通して「情報を大切にする」文化を
 熟成する必要がある
・一番困るのは「技術に過度に依存する」こと
・コミュニケーションの道具として教育、啓蒙が大事
・組織において責任体制の確立
・技術屋に向けて「あんたにまかせた!」されるのが一番怖い
が良かった。


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