シーエッグのスタッフブログ

西伊豆・田子にあるダイビング・サービス、シーエッグダイバーズのスタッフが写真と短い文章で田子の暮らしを紹介します。

牡蠣落とし

2021年07月09日 | 
ずっと船揚げ場に保管してた7世を海に下ろすのに、港に沈んでる係留ロープを掃除することになり、まずは5世を海に。



で、ボートトレーラーに載ってる5世をみんなで旧田子造船にスロープに。



2世を係留している隣にある係留ロープならすぐそこなので、長めの棒で着きますが、言い出しっぺの五輪館・社長のいう係留ロープは郵便局前の港にあるシーエッグ用の係留ロープだって。



エンジンが載ってないので、カヌー用のパドルを借りて、4人で漕ぐこと10分、やっと現場に到着〜。

岸壁に近い方からロープを船に引っ張り上げて、付着しているフジツボや牡蠣、海藻を取ります。



ずっと水中にあった部分には、かなり立派な牡蠣がびっしり。叩いたり捻ったり、空っぽのもあるけど、ぷっくりした身が入ってるのもあります。



ちなみに 日本で出回ってる牡蠣には2種類あって、天然物はほぼ岩牡蠣。養殖の真牡蠣(マガキ)に比べると殻と身も大きい。

冬が旬の真牡蠣と違って、岩牡蠣の旬は夏で、水揚げ時期は6月~9月のおよそ3ヶ月間。岩牡蠣の産地は日本海側に多く、伊豆半島では東側の熱海と伊東しか漁業権対象種になってません。

そうそう、静岡県の遊漁ルールで使っていい道具や採っていいサイズとかが決まっていて、面白い。

ロープの先、ブイまで来たら終わりかと思ったら、更に水底近くまで、引っ張れるだけロープを上げて、延々牡蠣落とし…。



お昼ご飯を食べに行ったさかなや食堂で聞いたら、港で採れた岩牡蠣なんて誰も食べないって。


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