シーエッグのスタッフブログ

西伊豆・田子にあるダイビング・サービス、シーエッグダイバーズのスタッフが写真と短い文章で田子の暮らしを紹介します。

セイタカアワダチソウ

2023年10月21日 | 暮らし
道路脇でススキと一緒に黄色い花をさかせているのは、セイタカアワダチソウ。



北アメリカ原産でキク科の多年草、日本には切り花用の観賞植物として導入され、野外で勝手に生育するようになった帰化植物。



春から秋にかけて成長して、1〜2.5mにもなり、夏の終わり頃から先端に黄色い花が咲き、綿毛の付いた種になり、地下茎でも増えます。

仕事で通る埼玉・鴻巣市の大芦橋の下、荒川の河川敷には大群生。





秋に花粉症の原因となる、同じキク科の1年草、ブタクサに似ていますが、こちらは花粉が重くて風では飛ばず、虫に運んでもらう虫媒花の植物。

見分け方は、葉の形。セイタカアワダチソウの葉は笹のような形で、ブタクサの葉はよもぎのようなギザギザでヒラヒラした感じ。

大型で成長が早いうえ、ススキとか周りの植物の成長の妨げになる、アレロパシー物質を出すことで要注意外来生物(外来生物法),日本の侵略的外来種ワースト100に指定されている。

ただ、自分の出したアレロパシー物質で自分の種子も育たないことで最終的には自滅するらしい…。

逆に北アメリカじゃ、侵略的外来種のススキがセイタカアワダチソウなどのゴールデンロッド類の生息地を脅かしてるって。

あと、つぼみの時に日干ししたものを入浴剤として使うと、デトックス作用があり、アトピーにも効果があるらしい。

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