シーエッグのスタッフブログ

西伊豆・田子にあるダイビング・サービス、シーエッグダイバーズのスタッフが写真と短い文章で田子の暮らしを紹介します。

ドック入り

2022年10月06日 | 
安良里の船揚げ場で、2世号のドック入りです。



いつもはシーズンが終わってからですが、舵と当たって曲がってしまったプロペラの修理のため、シーズン中に休業してのドック入りとなりました。

で、プロペラは外して職人さんに。



その間に船底に付いたカキとかを削ぎ落としてペンキの塗り直し。



舵はサンダーで磨きます。



養生テープを貼って、ペンキ塗り。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田子から仁科

2021年09月17日 | 
台風準備で早めに田子に。

まずは、先週メインだった7世号を港の真ん中辺りにあるケーソンに繋いだロープに、どっちからの風にも対応できるよう、船の前だけ繋いで係留。



普段周りに係留してある船は、全部宮の浦の船揚げ場はいっぱい、港はガラガラ。



で、郵便局前に係留してあった2世号を戻す前に給油するため仁科の港に。

台風14号はまだ九州ぐらいなので田子の海は穏やか。湾内は透明度も良くて瀬浜の海底が見えてます。





瀬浜と尊ノ島の間の防波堤を抜けて外海に。振り返ると、10年前の台風15号の土砂崩れであらわになった尊ノ島の海側の茶色い岩肌が見ます。



反対側、三ノ浦に続く岩肌は白っぽい。尊ノ島の奥、弁天島もちょっと白っぽい。





その白っぽい岩肌が浮島に続く海岸線で、穴だらけの三ノ浦、北向きから南向きに変わると岩肌の色が変わります。



浮島海岸の先、トンボロ現象で有名な堂ヶ島、ホテルが並んでる海岸線。高島の手前に見えるブイは海中温泉があるポイント、サク根かな。





仁科漁港の手前、露天風呂のある沢田公園は岩肌の断層がすごい。



露天風呂のある沢田公園、隣の枯野公園は海底火山の噴火にともなう水底土石流や、海底に流れ出した水中破砕溶岩の地層が丸見え。





仁科漁港に入って、給油機前に係留。給油口までホースを引っ張って、レバーを引くとホースが重くなってすごい勢いで軽油が流れてきます。





給油が終わると給油量だけが印刷されたシートが出てきて、価格は後で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚ガニ

2021年08月06日 | 
朝一で、7世号を係留している郵便局前の港、台風など海が大荒れの時に使う港の中程にあるロープを掃除しました。

海底の大きなコンクリートの基礎から水深4mまで伸びる太いロープに付いた貝とかをハンマーとノミを使って落とします。

12Lタンクで1時間、エアが無くなりタンクを替えて更に30分、なんとか貝をほぼ落としました。



で、船にあがると身体中に何か付いてる感じ。

ベンチにおろしたBCを見ると、小さな何が落ちてる。



ワレカラかと思ってよく見ると、小さなエビのようにもカニにも見える。



浮遊生活をする幼生(ゾエア、メガロパ)から成長して生活する場所が決まる、稚ガニの大きさかな。

でも、種類まではよくわからない…。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7世をおろしました

2021年07月09日 | 
冬の間ずっと船揚げ場に保管されてた7世をおろしました。



まずは、固定していたロープを緩めて、揺れ留めの角材を外します。



水際までシラを敷いて、揚げるときにも使うウインチを使って、ワイヤーを海の方から船の後ろに繋いで引っ張ります。









が、船が大きすぎて、ワイヤーが届かず、進水しません…。



荒技で、海側から2世で引っ張り、なんとか海に。

で、デッキにあがってみると、枯葉とかですごく汚れてる。



漁協の施設にある大きなホースを使って、4人がかりシャンプー洗い。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牡蠣落とし

2021年07月09日 | 
ずっと船揚げ場に保管してた7世を海に下ろすのに、港に沈んでる係留ロープを掃除することになり、まずは5世を海に。



で、ボートトレーラーに載ってる5世をみんなで旧田子造船にスロープに。



2世を係留している隣にある係留ロープならすぐそこなので、長めの棒で着きますが、言い出しっぺの五輪館・社長のいう係留ロープは郵便局前の港にあるシーエッグ用の係留ロープだって。



エンジンが載ってないので、カヌー用のパドルを借りて、4人で漕ぐこと10分、やっと現場に到着〜。

岸壁に近い方からロープを船に引っ張り上げて、付着しているフジツボや牡蠣、海藻を取ります。



ずっと水中にあった部分には、かなり立派な牡蠣がびっしり。叩いたり捻ったり、空っぽのもあるけど、ぷっくりした身が入ってるのもあります。



ちなみに 日本で出回ってる牡蠣には2種類あって、天然物はほぼ岩牡蠣。養殖の真牡蠣(マガキ)に比べると殻と身も大きい。

冬が旬の真牡蠣と違って、岩牡蠣の旬は夏で、水揚げ時期は6月~9月のおよそ3ヶ月間。岩牡蠣の産地は日本海側に多く、伊豆半島では東側の熱海と伊東しか漁業権対象種になってません。

そうそう、静岡県の遊漁ルールで使っていい道具や採っていいサイズとかが決まっていて、面白い。

ロープの先、ブイまで来たら終わりかと思ったら、更に水底近くまで、引っ張れるだけロープを上げて、延々牡蠣落とし…。



お昼ご飯を食べに行ったさかなや食堂で聞いたら、港で採れた岩牡蠣なんて誰も食べないって。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする