シェルターの猫たち

川崎市富士見公園にいた猫ちゃんの家族探し♪
現在は里親会をメインに手伝っています

バザーへ参加などなど

2007-04-08 | シェルターの猫たち
どうも最近は、片頭痛もちなのですが寝込むほどの頭痛と
ものもらいでもないのに、両目が腫れたりと不調続きでちょっと
ブログ更新が滞っておりましたので、最近の出来事を載せていきたいと思います。

結さんのブログの方ですでに報告がありましたが、
先日のバザーでとても理解ある里親さんのところへお試し中の2匹。
ちかちゃんは、片眼が不自由ですが、とっても甘えん坊でかわいい子です。
しずかちゃんは、とっても静か(そのままですね!)で頭をなでなで
するととってもビクビクしながらも撫でさせてくれます。ちょっと怖い思いを
した事があるのかもしれません。
このような素敵な出会いがいつどこであるかわからないので、諦めずに
やることが良い結果に繋がり本当にうれしく思います。

ただ、毎度毎度の事ですが、今日のわたしの暴言を皆様お許し下さいませ。
ほんとに、猫をみれば
『大きいな~、でっけぇな~、これじゃあ、だめだな~、子猫はいないのか?
 血統しょう付か~?』
うるさ~いおだまりっ
はいはい、もうその言葉は耳にタコでございます。
とある所でボランティアをされている方のブログにこうありました。
『命は平等ではない』と・・・
本当に、その通りですよね。
確かに、大きい猫たちだし、ばっちりごはんを食べているのでまるまるしている
からそう言われるのも仕方ないけどそんな言い方しなくてもいいじゃんかっ。
ほんの少しの優しさが欲しいのです。一呼吸おいて考えて欲しいのです。

それから、こういうおばさんもいました。
『うちの猫誰かもらってくれないかしらね~。もう12歳だから無理かしらね~』
と、何度も言っていましたが私は猫たちのケージの裏に隠れて聞いていない
ふりをしました。
だって、話をしたらおばさん連れてきそうな勢いだったので・・・
あ~、なんと人間は残酷なのでしょうか。12年も連れ添った家族を厄介者
扱いするなんて私には信じられません。
里親さんを探す私、かたや、猫を捨てようとする人。
これじゃあ、不幸な猫は減らない・・・
すべては人間のさじ加減なのです。

ちかちゃん
たくさんなでなでしてもらってね


しずかちゃん
幸せになってね


それと、だいぶご報告が遅れましたが、先月ポスターを見てシェルターへ
見学に来て下さったご夫婦がいらっしゃいました。
ごんちゃんを気に入って下さり、お届けする予定でしたがごんちゃんの
お口の具合がよくなく、それを説明しごんちゃんと一緒にいたてんちゃん
をお勧めしたところ、再度シェルターに足を運んでくださいました。
お試しということでてんちゃんを結さんがお届けし、様子をみさせて
いただいておりました。2日間くらいは夜鳴きをして里親さんも眠れないと
言っていましたが、先日誓約書をもらいに行った時はすっかりてんちゃんも
くつろいでいる様子で、里親さんも携帯の待ち受けをてんちゃんに
しておられました。
猫を飼うのは初めてだということで、きちんとシェルターに来て
ごんちゃんに決めてもらったにもかかわらず、このような展開に
なった事に対して、
『命あるものだし、どの猫でもいいという訳ではないので、どれでも
いいやと思っている風には思われたくありません』
とおっしゃられました。
とても、真剣に考えて下さっている里親さんに巡り合えてよかったと思います。


てんちゃん、おめでとう!
~里親さん決定~




それぞれ・・・

2007-04-04 | シェルターの猫たち
シェルターへやってきた猫のどん君。
昨日、初めて私は対面しましたがシャー攻撃でした。
入口のすぐそばの棚から離れないので、なかなか外にでられず
ボスに
『ボス~怖いよ~
と、何度も助けを求めていました。
そんなボスもかなり怖かったのですが今では頼りにしているのです。


今日のシェルターの猫たちは・・・

どん君。
こんな寝顔を見る限りでは触れそうですが・・・
起きると、豹変。触れるようになりますように
どんな猫でもかわいいです。



ボスも最初は、触れなかったけど
今では思いっきりなでなでしてます。


ぷー君は、のんびりやさんでしょうかねぇ
とっても穏やかです。
日光浴してま~す

桃太郎。
あまり、姿を見せませんが日向ぼっこ中


ちいこちゃん。
遊ぶの大好きで、今日は思いっきり遊びました。




だいちゃん。
ちょっと人見知りしますが、慣れると一人でゴロゴロして
甘えてきてとってもかわいいのです



慣れている猫ちゃんは里親さん大募集中です。
お知り合いで猫ちゃん飼いたい方がいらっしゃいましたら
ぜひ、お知らせ下さい。
よろしくお願いいたします

全然関係ない話ですが、先日の能登半島地震で被災した民家から
タンスを盗もうとして練馬区の馬鹿者が捕まったそうです。
ニュースで古道具店が被災したというのを見て来たというではありませんか。
どうしたらそんなバカな発想ができるのか不思議でなりません。

困っている人を助けに現地へ行く人・隙を狙って盗みに行く人・・・
猫の為に一所懸命がんばる人・かたや猫を簡単に捨てる人・・・
良い人と悪い人で世の中まわっているんだな~
もっと人間も動物も住みやすい世の中になる為には何が必要なのでしょうか?
ふと、思い書いてみました。
















乗り越えるべきこと

2007-04-01 | つぶやき
木曜に捕獲し避妊手術を終えた猫ちゃんを今日迎えに行ってきました。
初めは、手術だけしてリリースと考えていました。
でも、何とか里親まで探してあげられる方法はないか、ずーっと考えていました。
私自身、シェルターや里親探しのお手伝いはしているものの
妊婦猫を捕獲し、リリースするのは初めての経験でした。
だから、簡単に
『手術してリリースすれば完了!』
なんて思っていたけど、こんなにも辛い事だとは思いませんでした。

一度は、覚悟を決めていたのです。
まったく慣れていない猫だったので、時間はかかっても
いいからケージから慣らして里親を探そうと・・・
私が見たところ、まだ1歳にもなっていない子供の猫かと
思っていましたが、先生が診察したところ
一度出産の経験がある、2歳くらいの猫ではないかとの事で
生粋の野良猫さんなので、やはりリリースするのが最善の
方法との事でした。
私も、その方がいいと頭ではわかっていましたがうちの猫たちを
見ていて、同じように幸せにできないものかと。

保護する猫・リリースしなければならない猫の見極めというか
どう割り切っていいのか本当にわからなくなってしまい
病院から帰ってきて、3時間も過ぎてしまいました。
いつも猫のことでお世話になっている方に電話してしまいました。
話をしているうちに、涙が止まらず取り乱してしまいました。
でも、たくさんいろいろなアドバイスをしてもらっているうちに
私も気持が落ち着き、リリースしようと決めました。
あとは、近所を見回り、えさやりさんに会ったらきちんと手術して
あるという事を伝え、ごはんのお願いをするのが私にできる事です。

ごはんをあげる事は、猫が生きていく上で最も大切なことでは
あります。
しかし、先日お会いしたボランティアさんもおっしゃっていましたが
あまりにも、ごはんだけをあげる人が多く、中には子猫が
生まれることを楽しんでいる人もいると言っていました。
人間である私たちがきちんと手術を何よりもまっ先にしなくては
ならないのに、人間の手によって不幸な猫をどんどん増やしているとしか
思えず、本当に怒りを覚えます。

この1週間、泣いてばかりいたけどこれを乗り越え
もっともっと強い心をもってやれることをやっていきたいと
思います。

あなたが、外で幸せでいられる事を毎日
祈っています・・・リリースしてきました。