シェルターの猫たち

川崎市富士見公園にいた猫ちゃんの家族探し♪
現在は里親会をメインに手伝っています

がんばった友人

2007-04-13 | つぶやき
Sさんという友人と先月食事をした。
彼女はマンションに住んでおり、そこにはのら猫一家が住んでいるとの事。
大家さんが隣らしく、そののら一家を面倒みているがただダンボールを
置いているだけだったりと、見るに見かねて木造の家を作り保温性のある
シートを入れごはんもあげているとの事でした。

家系図→母あいちゃん→8か月くらいのおおじろう→その下の子3匹♀

母猫のあいちゃんは、Sさんがマンションに引っ越してきた5年以上前から
そこに住んでおり、もう何度も何度も出産を繰り返していて体もボロボロで何とか
してあげたいとの事だったので、救済の輪の不妊手術キャンペーンの事を
教えてあげたら、大家さんと相談してぜひ手術をしたいとの事でした。

母猫あいちゃん・その子供4か月3匹(♀)を今月決行すると言っていましたが
今週、電話があり金銭的にも今月はつらいので来月に延期すると留守電に
入っていた。
しかし、そのあとすぐメールで一番かわいがっていたおおじろうが
交通事故で死んだと大家さんから聞いたと入っていたのですぐに
電話をした。かなりのショックを受けていて、
『もう来月だなどと言っていられない。ここにいる猫たちの危険を考え
 今月することにした。きっとおおじろうがみんなを助けてって言っている
 事だと思う。おおじろうの死を無駄にしたくない!』

そして、翌日救済の輪へ捕獲器を4台借りに行き、週末に4匹捕獲を
行うと言っていた。
私も捕獲はど素人ですが、いないよりはましかと思い1泊するつもりで協力すると
言っていましたが、大家さんもいるし旦那さんも協力してくれるから
がんばる!とのことでした。

なにせ、4匹もいるのですぐに捕獲するのは難かしいから今日から捕獲を
試みるとの事でした。
あいにく今日は大家さんと旦那さんは仕事なので一人で捕獲に臨んだ。
留守電に4匹捕獲できたと入っていたのでバイトが終わりすぐに
折り返し電話をし、一人で本当にがんばりましたねと労いました。

私もそうですが、大きな一歩を踏み出すのは思った以上に大変な事
ですし、まだいっかな~と先延ばしにしがちで気づいた時には
もう手遅れとなってしまう事もあります。
Sさんも言っていましたが、
『いつか誰かがやってくれるだろう』

私も、先日保護したヒカル君の時そう思ってしまいました。
『これだけ住宅街で一軒家がたくさんあるのだから
 こんなにニャアニャア泣いて懐いていれば誰か保護してくれるだろう』と。
でも、そんなのは無理な話。他力本願は通用しませんね。

Sさんは本当にがんばったと思います。
そして、何度も出産を繰り返した愛ちゃんは体もボロボロ・歯もなく眼やにも出ていてどうみても病気とのこと。
Sさんは保護し面倒を見る決心をした。
これからは安心して暮らしていける事を願っています。
子猫3匹も、里親探しをする方向との事だったので
できる限りに協力をしていくつもりです。

ちょっとお見苦しい画像ですが安心しきって寝入っております・・・
おいおい、半目だぞ~
そんなおまえさんを見ると、お外の猫たちは安心できる場所を
確保して寝てるかなぁと思ってしまいます。