SDTMの気まま空間

SDTMが徒然に書いて行きます。

まざあぐうす様のトラックバックに寄せて

2005-05-24 04:14:00 | 雑記
★ まざあぐうす様、トラックバックを有難う御座いました。この記事は、まざあぐうす様の記事へのコメントに若干修正を加えたものです。

さて、憲法読本と、「山吹」に連なるイメージは、日本人の本質を覗わせているのかな、、と最近思っています。

  山猫編集長の影響もあって、岩波ジュニア文庫に【茨木のり子】【吉野 弘】【川崎 洋】(注1)らの著作をSDTMは読み漁っています。彼らは現在70才を超えており、今は無き両親と同世代の詩人たちです。彼らの『詩』に寄せる戦前から戦後の日本人感は、痛い思いをしてもすぐ様『新しい風潮』へ馴染んでしまう【日本人】のようです。第2次世界大戦による大きな自意識改革のターニングポイントであったのに、自省もせず外圧によっての政治?経済の改革を進めて来ただけの様に思えます。

注1:【川崎 洋】さんは、2004年10月に逝去されています。ご冥福をお祈りします。

 【茨木のり子】さんのエッセイに【金子光晴】著書に『日本人の悲劇』という本のことがあり、そこで『如何に日本人のなんともいえぬ島国根性が延々と継続し、長いものに巻かれろ、という精神土壌が平安時代よりづっと継続している』という記述があるということが書かれていました。詩人達は、こう社会を見つめて、『詩』によって社会批判をもして来ているのですが、なかなか凡人には読み取れませんね。色々とこの辺の詩集を多読濫読しているうちに感じました。

 しかしながら、『だからどうするのか』という点においては、なかなか生産的な発言を得ることは無いのが、今の感想です。

 ちょっと脱線しましたが、SDTMの現状報告まで。。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
詩を読む (まざあぐうす)
2005-05-24 08:16:26
SDTMさん、トラックバック&コメントをありがとうございました。

 茨木のり子さん、川崎洋さん、吉野弘さんは好きな詩人です。事あるごとに繰り返し読んでいます。

 金子光晴さんは、これからもっと読み込んでみたいと思っています。

 かつての詩人たちが、命がけで綴った詩、反骨精神に満ちた詩、次の世代へのメッセージ、今の若い方々にも読みついでほしいですね。



 私もメッセージを真摯に受け止めながら、その思いを社会に還元することができないでいます。思い続けていれば、何かできるのでしょうか。
返信する
白いバラ (まざあぐうす)
2005-05-24 08:20:19
 お写真の白いバラ、きれいですね。SDTMさんがお育てになられたのでしょうか。
返信する
白い薔薇は (SDTM)
2005-05-25 23:29:42
☆ 妻が育てている「つる薔薇」で

  【ホワイト・バーク」という種類です。



  5月の下旬、まさに薔薇の花の季節ですね。



  
返信する